執事
「ぼっちゃま。
僭越ながら私めがひとつ嫁の良い条件を申し上げましょう」
坊
「なんだ?」
執事
「それはおっぱいです!」
外野
「ブフゥーーー」
『唐突にそれ!?』
「なっ、なんだそりゃ?」
「これまた偏った意見ですな」
坊
「おっぱいじゃと?」
執事
「はーい。
男はみんな大きいおっぱいが大好きなのでございます。
例えばあのような!!」
坊
「おっ!」
女
「あら? 何か用?」
『でましたー! おとぎ名物、ダブルきびダンゴ!』
坊
「おおっ! ハーメルこれはすごいのう」
執事
「そうでしょう、そうでしょう。
この中には男の夢とロマンが詰まっているのでございます」
女
「よくわかんないけど、ありがとね」
『ありすぎですよね、これは』
女
「でもリョウちゃん、奥の人たちどうしたの?」
『二人にとってはあんまりおもしろい話題じゃないですからね~』
坊
「気に入った! おぬし、ぜひ我の嫁に!」
執事
「しかしながらぁぁぁ!」
坊
「は?」
『またなにかあるんですか~?』
執事
「この地球には、残念ながら重力というものがございます」
坊
「重力?」
執事
「その見事なおっぱいもやがてはどんどん垂れていき、はげおちた見る影もなくなってしまうのです・・・」
『心の底から残念そうですね』
女
「ちょっっっ、なに言ってるのよ。私が重力なんかに負けるはずないわよん」
執事
「いやー、もってあと10年、私の人生経験から導き出した真実です」
『意味なく説得力ありますねw』
坊
「もったいないのう」
外野
「いやっはっは、同情するぜモモちゃん先輩」
「おーっほほっ、タイヘンですことですの~」
『残念な人たちの逆襲ですね』
女
「オオカミちゃんもリンゴちゃんも、負け惜しみは見苦しいわよ!」
坊
「この世に重力があるのなら、おっぱいはみな垂れてしまうのか?」
執事
「いいえ!
唯一重力に負けない奇跡のおっぱいがあるのです。
それは・・・。
このような貧乳です!!!
この姿まさに畏怖堂々!
聳え立つ凹凸のないシルエットは、どんな風にも揺るがない壁のごとく!」
坊
「なるほど!
垂れるものがなければ、重力など恐るるに足らずというわけだな。
うん!」
「オオカミさんと七人の仲間たち」第8話からの引用である。
これは笑わしてもらった。
宇宙世紀に適合する人類とは、すなわち巨乳だったわけだ。
天然の巨乳は幼少のうちからスペースコロニーに移住すべきだというわけだ。
そうでなければ・・・
果敢にも重力に挑戦しようとも無駄なのである。
無残にも重力に敗れ去り涙する愚行を、人類は永遠に繰り返していかねばならないのだ。
ただ唯一、我々のような貧乳派だけが異なる。
悟りを開き、その悪しき重力の輪廻から開放された唯一の存在なのだ。
・・・しかしながらぁぁぁ!
アイマスで唯一重力に負けない奇跡のおっぱいとは誰か?
無論、如月千早しかいない。
そのシルエットは、聳え立つ凹凸のないものであるか?
無論、如月千早のおっぱいは正しく貧乳だ。
だから美しい。
では、どんな風にも揺るがない壁のごとくと言えるのか?
それは違う。
アイマス2のPVは見ただろうか?
AAカップにもかかわらず、あの地上にありながら重力を超越した揺れを見ただろうか?
あれは何だったのだろうか?
千早は唯一重力に負けない奇跡のおっぱいを持つはずだった。
重力に魂を惹かれた者たちを尻目に、一人孤高の存在として輝くはずだった。
齢を重ねても、千早だけは美しいおっぱいのままのはずだった。
しかし!
それは「はずだった」に過ぎないのかもしれないのだ。
運命とはかくも残酷なものなのか・・・。
「ぼっちゃま。
僭越ながら私めがひとつ嫁の良い条件を申し上げましょう」
坊
「なんだ?」
執事
「それはおっぱいです!」
外野
「ブフゥーーー」
『唐突にそれ!?』
「なっ、なんだそりゃ?」
「これまた偏った意見ですな」
坊
「おっぱいじゃと?」
執事
「はーい。
男はみんな大きいおっぱいが大好きなのでございます。
例えばあのような!!」
坊
「おっ!」
女
「あら? 何か用?」
『でましたー! おとぎ名物、ダブルきびダンゴ!』
坊
「おおっ! ハーメルこれはすごいのう」
執事
「そうでしょう、そうでしょう。
この中には男の夢とロマンが詰まっているのでございます」
女
「よくわかんないけど、ありがとね」
『ありすぎですよね、これは』
女
「でもリョウちゃん、奥の人たちどうしたの?」
『二人にとってはあんまりおもしろい話題じゃないですからね~』
坊
「気に入った! おぬし、ぜひ我の嫁に!」
執事
「しかしながらぁぁぁ!」
坊
「は?」
『またなにかあるんですか~?』
執事
「この地球には、残念ながら重力というものがございます」
坊
「重力?」
執事
「その見事なおっぱいもやがてはどんどん垂れていき、はげおちた見る影もなくなってしまうのです・・・」
『心の底から残念そうですね』
女
「ちょっっっ、なに言ってるのよ。私が重力なんかに負けるはずないわよん」
執事
「いやー、もってあと10年、私の人生経験から導き出した真実です」
『意味なく説得力ありますねw』
坊
「もったいないのう」
外野
「いやっはっは、同情するぜモモちゃん先輩」
「おーっほほっ、タイヘンですことですの~」
『残念な人たちの逆襲ですね』
女
「オオカミちゃんもリンゴちゃんも、負け惜しみは見苦しいわよ!」
坊
「この世に重力があるのなら、おっぱいはみな垂れてしまうのか?」
執事
「いいえ!
唯一重力に負けない奇跡のおっぱいがあるのです。
それは・・・。
このような貧乳です!!!
この姿まさに畏怖堂々!
聳え立つ凹凸のないシルエットは、どんな風にも揺るがない壁のごとく!」
坊
「なるほど!
垂れるものがなければ、重力など恐るるに足らずというわけだな。
うん!」
「オオカミさんと七人の仲間たち」第8話からの引用である。
これは笑わしてもらった。
宇宙世紀に適合する人類とは、すなわち巨乳だったわけだ。
天然の巨乳は幼少のうちからスペースコロニーに移住すべきだというわけだ。
そうでなければ・・・
果敢にも重力に挑戦しようとも無駄なのである。
無残にも重力に敗れ去り涙する愚行を、人類は永遠に繰り返していかねばならないのだ。
ただ唯一、我々のような貧乳派だけが異なる。
悟りを開き、その悪しき重力の輪廻から開放された唯一の存在なのだ。
・・・しかしながらぁぁぁ!
アイマスで唯一重力に負けない奇跡のおっぱいとは誰か?
無論、如月千早しかいない。
そのシルエットは、聳え立つ凹凸のないものであるか?
無論、如月千早のおっぱいは正しく貧乳だ。
だから美しい。
では、どんな風にも揺るがない壁のごとくと言えるのか?
それは違う。
アイマス2のPVは見ただろうか?
AAカップにもかかわらず、あの地上にありながら重力を超越した揺れを見ただろうか?
あれは何だったのだろうか?
千早は唯一重力に負けない奇跡のおっぱいを持つはずだった。
重力に魂を惹かれた者たちを尻目に、一人孤高の存在として輝くはずだった。
齢を重ねても、千早だけは美しいおっぱいのままのはずだった。
しかし!
それは「はずだった」に過ぎないのかもしれないのだ。
運命とはかくも残酷なものなのか・・・。