外資系（笑）

「外資系がいい！」

・・・などという女はいつの時代にも少なくない。
もちろん自分が務めたいのではなく、彼氏や旦那が外資系勤務であるのが望ましいという意見である。

なぜ外資系がいいのかわたしには理解できない。
知り合いの女に意見を聞いてみると
「あれはただ何となくカッコいいイメージがあるからというだけで、中身のことはサッパリなのよ」
という話である。



さて。
ここにきてその外資系というのに異変が生じ始めている。

転職でお呼びがかかったときに
「外資系なのですがいかかでしょうか？」
というので転職する気はないけどちょっかいだけ出してみると
「実はサムソンなんですが・・・」
というものだ。
ようするに外資系といいつつも、実は韓国企業だったというオチだ。

実際にこのイメージ先行でいうところの「外資系」というもののなかには韓国は含まれない。
バカ女にとって欧米の会社が日本の会社よりカッコいいとすると、韓国の会社は日本の会社より遙かにイメージが劣る。

実際、モーターショーのコンパニオンだってそうなっている。
欧米の車のコンパニオンやれる女が一番格が高い。
その次は日本車で、詳しくは知らんがSUVがより格が高いだとかイロイロ順番があるらしい。
ただ韓国車だけは例外で、あれを外資系と言うのはジョークなのだとか。

べつにわたしは外資系だからカッコいいとか思ってはいない。
しかし、仮に彼氏が
「俺は外車に乗ってるんだぜ！」
とかいいつつも、
「いや、実はヒュンダイなんだけど・・・」
なんて言ったら、失礼ながらさすがに失笑してしまうだろう。

外資系がいいなどと言っているみなさんは十分ご注意なされ（笑）。

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追伸：

たまに会社のアドレスに転職のお呼びがかかることがある。
いったいどうやって調べるのかは知らんが、相手方が言うには特許から検索してたどり着くようだ。
本当は公にできないルートで名簿を入手している可能性もあり、そのゴマカシで特許で調べたと言っているかもしれないが、そこら辺はよく分からない。

転職情報をあれこれ見ても、日本企業の場合には
「○○の人材を募集しているので○○の実務経験が○年以上ある人」
などという案件になっている。

しかし韓国企業はそうではない。
「日本人技術者を大募集！」
などと書いてある場合がある。
いったいどんな人材が欲しいのかすらわからない事も少なくない。
そんなリクルート広告を出して、マトモな技術屋で引っかかるヤツが誰か１人でもいるのかフシギなくらいである。

ぱっと見には
「あなたが当選しました！」
といって送りつけてくるスパムと同等にしか見えないのだが・・・。