教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

勉強しない大人

2010-10-26 00:00:31 | オタネタ全般
「いま子供のころに戻ったら、俺は絶対ガリ勉するよ!」
とは、多くの大人が思うところ・・・らしい。



わたしはこれっぽっちも思わない。

いま子供のころに戻ったら、いまはレトゲとなったゲームをリアルタイムに楽しみたい。
それこそ寝る間も惜しんで遊びたいほどレトゲをしたい。
勉強なんか怒られない程度にしか絶対しない。

大人になった今、どれくらい手を抜いても今と同じ成果を上げられるのかが分かってしまっている。
わたしは学歴ロンダリングをした張本人なので、学歴だってインチキすることが可能なのだと知っている。
学歴ロンダリングは本当にインチキなもので、インチキをした張本人がインチキだと思うくらいインチキなシロモノだ。

だからさらに勉強に手を抜くのは間違いない。

わたしにとっては当時勉強が不十分だったことなどどうでもいい。
当時TVゲームを親に買ってもらえなくて遊べなかったことのほうが遥かに大きな心残りなのだ。



いま子供のころに戻ったら絶対ガリ勉すると宣言するような大人。
そういう連中は大人になった今も昔も勉強していない。
いま勉強しないヤツが子供に戻って勉強するかというと、そんなものするわけがないじゃないか。
未練がましく言うくらいなら「じゃあ今やれ!」と言いたい。

単に大人なりの知識があるままに子供に戻れば、そりゃあもう神童あつかいされる。
そこでちょっと気分が良い思いをするから多少は勉強するかもしれない。
しかし歳をとればとるほどそのノリシロを使い果たしていき、結局は今と同じく勉強しないうえに未練がましい大人が再生産されるだけのことだ。



一般に、親は勉強しろとうるさい。
TVゲームをとりあげてでも勉強させたいと思うのが普通だろう。

しかし大人になると、当時勉強していなかったことよりも、当時TVゲームで遊べなかったことのほうがもっと悔やまれる。
同い年の誰もが持つ重大な思い出の1つが自分だけすっぽりと抜け落ちていることの言いようのない悔しさは、世代の違う親は絶対に理解できないものだ。

ヘタをすると、わたしがいま
「二次元のほうが好きだ!」
などと声を大にして言っているこの有様など、親がTVゲームを買ってくれなかったことにより発動したアダルトチルドレン症状だという仮説も成り立ってしまうのだ。

本来ならば子供の気持ちを理解できない者は親という強い立場を行使して子に教育的指導を強制しすぎるべきではない。
わたしはそう思う。