昨日、練習会のアフターをガマンして向かった先は・・・
マクロビオティックのお勉強、第2回リーダーシップ・カレッジに参加しました。
来日中の久司先生の講義を受講してきました。
昨年は小淵沢でしたが、今回は東京での開催です。
テーマは、「陰陽からみた日本とアメリカ」。
国土・気候・風土・文化等の違いを陰陽の観点から分析した内容でした。
印象的だったのは、日本では昔から「和」の精神というもので、いろいろなことを統制してきたというお話。
「和をもって尊しとなす」と説いた聖徳太子の時代から、和の精神が日本人の根底にはあるということでした。
その「和」ですが、禾(のぎへん)は「穀物」をあらわしています。
のぎへんに口で、つまりは穀物を食べるということ。
穀物を食べる・主食とするということ→祖先との繋がり。
後半は、斉家のための七原則について。
「修身・斉家・治国・平天下」という儒教の考え方に基づいています。
修身 | 自己修養・セルフマネジメント |
斉家 | 家を整える |
治国 | 地域に貢献する |
平天下 | 世界の他の国の人々と平和に貢献する |
斉家のための七原則
1. 家族の和、和の精神
親族を大切にする
2. 伝統
祖先・父母を敬い大切にする
3. 時間の秩序
子ども・子孫を大切にする
4. 健康
すこやか=健
やすらぎ=康(心の安定)
5. 食を正す
家族一緒に食事をする
和をつくり、敬う気持ちをつくる
6. 経済を安定する
収支のバランス
7. 家の中の清掃と整理
そして、七原則のうち、根本は「食」。
大食をしないことが大切です。
よいものでも食べ過ぎず、時々は断食してみるとか、一日一食の日をつくることも大切。
でも、楽しく、そして自由に。
気候・風土によって正しい食事は変わるのだから、調節することが大切、とのお話でした。
いろいろ考えさせられるお話が多かったのですが、じっくり深めてみたいと思います。
それから、9/27(日)には“個から広がる世界平和”というテーマで、久司先生の講演会があります。
まだお席が若干あるそうなので、ご興味のある方はぜひ。
わたしも参加します