笑顔浴

優しい時間

たいくつな人になるな

2010年07月28日 | Weblog
「あと半月で夏休みなので宿題を考えました」
「えー!!」と驚いたのか「ギャオーん」と反発したか、
 誰が何を言ったかさだかではありませんが・・

「たいくつな人になるな~」とシュプレヒコールの真似をしたので
 最前列の女の子が一緒に「たいくつな人になるな~」
 アリガトウゴザイマス

「私にとって退屈な人は何もしないメンドクサガリヤです。
 真剣に勉強しないし 一生懸命遊ばないし 趣味もない。 
 読書しない、恋愛しない、喧嘩しない 悪いこともせん」
「悪いことは したらいかんわい、先生」
「そうでした。
 それで、何もしないから→話題に乏しい
 質問しても答えがパッとしない。体験が少ないから
 提供する話題にも無関心→ああ退屈
 夏休みには 思い出を作りませんか」

「どんなことで?」
「頑張ったらできそうなコト。失敗談はさらに大歓迎。
 私が(うわーホントニ?!)と驚くコト
 夏休みの計画は、夏休みに入る前に考えましょう~」

興奮させちゃってオーバーラン気味だったけど
タマニハイイカ。

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男トモダチ

2010年07月28日 | Weblog
しんどい・うざい・意味ないと評判が最悪のプリントワークですが、
ワークをしている間は静かで、熱心に取り組んでいます。
なんだかKUMON学習塾のCMの風景みたいです。

「解体新書が編集された昔から、臓器のスケッチをして学んできたのだ」と
屁理屈を言いながら 私が授業方針を変えないのは、

①説明を聞くより、教科書を自分で調べて図を書き、内容を要約すると
 脳と身体を使うので記憶しやすい。1分野1枚で要点がまとまる。
②解説が下手な私の講義中は、おしゃべりが止まらず=うるさい。
 お隣のクラスに迷惑がかかるのを予防したい。
③早く完成させた学生がプリントを無償で提供する交流を発見。
 助けたり助けられたり、助けを求めたりそれを拒否したり、
 どれも重要なコミュニケーションスキルだから育みたい。


「先生、ちょっと」「はい、何ですか?」
「ええけん!こっちにきてや」「はい、はい」
「先生、足の手術したん?」「うん」
「痛かった?」
「翌日がメチャクチャ痛かった!ギブスの下側が血で真っ赤に染まってた」
「なんでおどすんよ!!(痛くないよ)って言うでしょ、普通」

「体験に関心があるんでしょう? 痛い時は坐薬を入れてもらうの」
「お尻から?」「そうよ」
「ハズ~!死んだほうがましじゃ」
 お隣の男子「そんなこと言ってる場合か」
 とツッコんで「入れてもろたらええんよ」と続けた

「私は、手術の数日前から恐ろしくて眠れなかったよ」
「・・・・」
「すんだら、こんなもんかと思った」
「でも、そう思うんは何年か後やろ?」
「そうだね」
「コイツ3日したら手の手術するんよ先生」
「そりゃあ・・今は落ち着かんね~」
「やっぱり、手術はやめようかな」
「またそんなこというて。お医者さんを信用してな、任せたらええんよ」
「絶対、見舞いに来てよ、約束よ!なあ。」「シルカ!」

少しは安心できたかな。

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