笑顔浴

優しい時間

知らないところで

2010年07月19日 | Weblog
50代のドクターが亡くなって、
「今日はお通夜なの」って急いで帰った友人は
個人病院の前の薬局に勤務しています。

お葬式がすめば閉局で解雇。無職になって職探し。新しい職場が見つかれば再就職。
優秀な女性なので心配ありませんが、想定外の出来事でした。

満車で待機していた車が道に戻ろうとして
バイクと接触した現場を目撃しました。
1分早く、私が駐車場を出発すれば、
その場所に駐車できたはずで、事故は起きなかったかもしれません。

警察と保険屋さんが呼ばれ、修理工場に注文が入り
そこで働く人々には新しい仕事が与えられ
新たな仕事で、新しい明日がやってくるのでしょう。
その人達の影響は、波紋のように私に届いている気がします。


もしも、前任者が自己都合で退職しなければ
後任に就く人がいたら、再びの依頼がなかったら
昨夏に物損事故がなかったら、新車を購入しなかったら
私はバイト先に面接を申し込まなかったし
まさか、心理カウンセラーで起業した後に
解剖生理学を深夜まで勉強する展開になろうとは!

名前も知らない誰かの影響を受けて、
私の人生も複雑に物語が進行しています。
自覚の有無は別として、昨日と同じ1日がないことは感動もんでショ。

嵐はそよ風から起こり、町の外れで消えるように
良いことも悪いことも、そのまま居座るとは考えにくく
揺れながらもヒョウヒョウとニュートラルでいたい私です。






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