笑顔浴

優しい時間

人間関係の偽装

2013年11月24日 | Weblog

「人」に「為」と書いて 「偽」…自然天真でないもの

「人」に「義」と書いて 「儀」・・・真似るべき手本

「人」に「言」と書いて 「信」…相手の言葉を疑わない

「人」に「憂」と書いて 「優」・・・めぐみ深い

                   (岩波国語辞典より)

 

組み合わさった漢字で、密かに妄想している私です。

漢字に「人」がつくと興味深いですね。

たとえば・・・

「偽装」とは、他のものと紛らわしい形で、人の目をくらますこと。カムフラージュ。

肉や野菜の産地偽装なら、採れた場所を表示するルール違反という理由で、

何が悪いのかはっきりしてるが、対人関係の偽装ってどうだろう。

カムフラージュだったとしても、その方が良い結果の場合が多い気がする。

そもそも、ルールってもんがない。

ということは、対人関係の偽装なんて存在しないのだ。

にもかかわらず、

「本当は違うのに、人前ではいい人を演じてしまう」と悩む人が多い。

本当はいい人じゃないと評価している私にとっては、それなりの人間であり、

いい人を演じた私と接した人々にとって、私は真にいい人なのだ。

それで、いいと思う。

いい人を演じようとする努力が素晴らしい!とねぎらいながら

偽りが苦しすぎるなら、演じるのをやめてもいい。

なにが偽りで、なにが偽りでないかは、きっと誰もわからないはずで

それで、よいのだ。


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