禅宗のお坊様が心を磨く修行は、食べること寝ることにまで及び
たとえば境内を掃き清めても、掃除をした形跡を残さぬように 仕上げるそうです。
集中した掃除は自分を見つめる修行であり、
きれいに掃除してくれて気持ちいいなんて他人に褒められると、
心を乱すきっかけになりかねないとか。
褒められたい 認められたいがゆえに
相手の態度や発言に ぐらぐらと右往左往しながら、私たちは生きています。
誰から何を言われたとしても、1本すじの通った自分を持ち続けられるよう修行中でしたら
誰かと自分を比較して 優劣を競うことは、「私磨き」を邪魔するもの。
さっさと勝ちはどなたかにお譲りして、勝負の場から立ち去りましょう。
あ 焦るな・・・ 私は私のペースでやればよい
お 怒るな・・・ 私は何を困っているのか どこにひけめがあるのかを 振り返れ
い 威張るな・・・感謝していつも謙虚でいろ
く くさるな・・・ 私の価値は私が評価する 明日は良い事が起きるはず
ま 負けるな・・・やる気がでるまで少し休もう