笑顔浴

優しい時間

本能

2012年09月09日 | Weblog

ときどき、言葉で表現できない感情を

もどかしく感じるのは、

言葉を利用し始めた人類の脳が、

本能の脳についてゆけていないらしい。

 

機能的磁気共鳴映像法(fMRI)によって脳の反応を調べた結果、

怒鳴り声に対して脳はきわめて敏感に反応し、

内容がまったく被験者に関係なくても、

あるいは無視しようと努力しても無視できない、

という研究結果が2005年に『ネイチャー・ニューロサイエンス』誌のオンライン版に発表された。

 脳が自分に向けられた怒りと他人の恐怖の声を聴いたとき

平常心で居られないのは、サルだった昔から

どちらも生命の危機を予感させるからで

脳は、たくさんの情報の中から、それらを最優先させるらしい。

 

気にしないでおこうと思えば思うほど、気になる。

不安はどんどん広がる。

興奮している時に言語は無力だ。

本能に理性が追いつかない。

もしも、何か切り替えるものがあるのか?と聴かれると

矢沢栄吉のいう、純粋な「魂」かもしれない。

一人で解決がつかなければ、神仏に守っていただいてもよい

その絶対的存在を体感できない人には

初対面であっても、隣にいる人が頼りだから

つまり、あなただったり、私がそこに居ることが大切ということ。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« bon バケーション | トップ | まっすぐな気持ち »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事