週末は、薬学部で講義がありました。
強い風が吹きました、師走です。
三波春夫さんが亡くなった頃に生まれた若者たちが
<お客様は神様です>のフレーズを知っていることに驚きました。
神様は、私を勇気づけたり 助けたり、癒してくださり
私を幸福で満たしてくださる存在。
お客様も舞台に立つ私を幸せにしてくださる存在。
だから、私にとっては 神様と同じ存在。
顧客満足度で商売繁盛を追及する時代に生まれた皆さん
「私はお客様だせ!」
「お客様は神様みたいに敬まうのが当然」
「お金を払う人が、一番偉い」
と思っていませんかと、尋ねました。
その時は、シーン・・と反応がなかったのですが
提出レポートを読むと
知らず知らず、横柄な態度をとっていたかもとか
店員さんにお礼を言うようにしてますとか、
自分を振り返り 教えてくれました。
居酒屋やコンビニで、バイト中の人も何人かいて
お客から理不尽に怒鳴られた人、
人格を否定され暴言でくじけた人
死ねとまで言われて奈落に落ちた人もいました。
神様は、あなたを貶めたり苦しめたりしません。
今日、お客様が神様じゃないとわかったので
これからは<お客様は、殿さまです>と考えようと思います。
との記述に、ニーとしてしまいました。
殿様が、あなたを労わってくれますようにと願っています。
そして、立場が変わった時には
店員さんが幸せを感じられる
お客様になれるといいですね。