(春菊は胡桃やアボガドを乗せて、ドレッシングをかけるとおいしいですね)
辛い話、苦しい話、困っている話を聞くと、どうしても、
何か新たな提案で、早く今の窮状から救いたいと考えてしまう私です。
そんな私は、信じて待たねばなりません。
都合のよい提案が、すぐに見つかるくらいなら、誰も悩んだりはしない。
想いを言語化して、とことん「マイナス」を語りつくしたら、
いづれ「プラス」の感情が表れるだろうと信じて待つ作業は、急がば回れと覚えました。
私たちの多くの悩みは、葛藤から生じていると思うのです。
ちょうど、水分と油分がシェイクされて、どろどろ状態に似ていませんか。
しばらく待てば、きれいに二層に分離します。
分離できれば、上部のオイルを容器から外に出せます。
残りは、油がうっすらと残る水層のみ。
仮に、油分と水分を気持ちの「マイナス面」と「プラス面」と考えれば
悩みを言語化してるあいだに分離でき
嫌な想いを語りつくすと、言葉として体外に吐き出すから
身体の中に残っているのは、居心地の良い想い。
私は相談者の吐き出す油分を吸い取るキッチンペーパーのような役だから
油まみれで、もうたまらん!と、蓋をパチンと閉めてはいけないのです。
結局、私がどのくらい辛く悲しい話についてゆけるかが重要なんですよね~
と結論に達した頃、手作りゴマドレッシングが出来上がりました。
良いことも悪いことも シェイク シェイク