笑顔浴

優しい時間

猫の手ですが

2018年07月13日 | Weblog

 

 

昨日は登校日だった。

全員揃っていて、本当によかった、嬉しい。

この1週間で、とんでもないことになった。

1週間前に、今日の現状を全く想像できなかった。

被災された人々も「まさかここで、こうなるとは」と仰る。

心からお見舞い申し上げます

 

週末の3連休、もしも お手伝いに参加する人がいたら

保健の先生として、参考にして欲しいので3点お伝えしますと板書した。

(その1) 塩: 持参したお茶や水で水分補給するのは当然だが、

         食事がとれず塩分が補充できない状況下では、

         塩を舐めると熱中症になりにくい。塩入あめとか

         小袋に塩を入れ ボトルに輪ゴムで貼付けて持参する。

(その2)水道水: ガラス片や釘や思いがけない危険が周辺に散乱しており

         怪我をした時の傷口を洗う水道水を、飲料水とは別に持参する。

         怪我したら、その日の作業はやめる、無理はしないで。

         眼も、時々洗うといいよ。

(その3)マスク:泥以外に微生物も鼻孔から気道を通って肺に到達の可能性あり

         高性能のマスクや眼鏡で、予防すること。

 

神妙な表情で、「なあ、行くん?」「うん、○◇▽×■・・・」

とあちこちで ヒソヒソヒソヒソ・・・・

(なんで、そんなに小声なの??)

気持ちが揺れているのが、伝わってくる。

そうでした、人より目立つのは避けたいことでした。

 

復旧・復興には時間がかかる

長いスパンで考えて、何も奪われなかった人は、喪失した人へ

自分にできる事を、できる範囲で提供してあげてほしい。

避難所を訪問して髪を切ってあげたり、髭を剃ってあげたり

大勢の理美容師さんが集まって、

チャリティヘアカットイベントを開催して売上を寄付したり、

皆さんの先輩達の行動力に感動した。

私は重い物を持てないから 義援金じゃなあ~などという、

勝手なおしゃべりに 真顔で付き合ってくれる。

 

「さあ、では、今から始めま~す」で、

いつも通りのみんなに戻ったけれど

彼らは、確実に1週間前よりも成長している。

 

私はゲートキーパー被災地対応編を

学習しなおして、来たるべき時に備えなくては。

 

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