戦争一歩手前のこぶしを振り上げている安倍首相にお聞きします。
あなたは『「飢餓人口」増 8億1500万人』と報じた2017年9月16日付けの朝日新聞をご覧になりましたか?
あるいは他社の新聞などでご覧になりましたか?
ご覧になって、どう思いましたか?
2016年は対前年比で3800万人も増加したそうです。
「飢餓人口が全人口に占める割合も対前年比0.4ポイント増の11%。また飢餓に苦しむ子どもも多く、身長が年齢平均を著しく下回る5歳未満の子は1億5500万人に上った」と報じられています。
「飢餓人口8億1500万人」、これはイラクやシリアでの戦争、アフリカでの内戦…など、まさに"戦争”が最大の原因です。
こんな悲惨な現実を前にして、あなた方世界の指導者は「自分に責任はない」「自分は無関係だ」と考えますか?
私はそうは思いません。
安倍首相、あなたのような巨大な権力を持ち合わせてはいませんが、それでも、「世界の悲惨、とりわけ何百万人もの中東の難民と死者に、日本国民の一人として責任を感じる」「中東崩壊の始まりとなったイラク戦争を止めるために何もしなかった自分が恥ずかしい」と思うのです。
アメリカがでっち上げた「大義」とその後のイラク攻撃に手を貸した日本の政治指導者として、あなたは責任を感じませんか?
恥ずかしいと思いませんか?
平和のために、世界の人々がまず実行すべきは、これら飢餓に苦しむ8億もの人々に支援の手を差し伸べることではないでしょうか?
安全に暮らすこともできず、世界のどこにも居場所を見いだせず、人間として基本的な教育の権利さえ奪われている何億もの人々に、人間としてできる限りの連帯を表わすことではないでしょうか?
ユニセフ(国連児童基金)を通じた支援に加わるのもその一つでしょうし、敵対している北朝鮮に人道支援を行なおうとしている韓国政府のようなあり方もあるでしょう。
そして、これらの悲惨の最大原因が戦争である以上、戦争を阻止するために、世界中から、一人一人が声をあげることではないでしょうか?
日本人は第二次世界大戦で、広島と長崎の原爆で、沖縄の残虐な戦争の真実で、戦争の悲惨を知り尽くしています。
だから戦争に反対するのではないでしょうか?
北朝鮮との戦争は、例えアメリカと日本が勝ったとしても、2500万人もの北朝鮮国民を「死か難民か!」に追い込むものです。
ひいては中国、朝鮮、日本などの北東アジアを「第二の中東」にするものです。
私は断固として、北朝鮮との戦争に反対します。
あくまでも問題の平和的解決を追求する、これが平和国家日本の道だと考えます。
あなたはどう思いますか?
戦争を阻止するために、問題の平和的解決のために、今こそ、一人一人が声を上げよう!
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