自分自身が自動車事故(スリップでガードレールに激突、幸い怪我人は自分だけ)で怪我をし、医者通いの身になってしまったため、報告が遅くなりました。
1回目の報告は7月17日、2回目は7月24日でした。3回目の今日で一区切りになります。
一級河川 簀の子(すのこ)川。ここを濁流が一気に駆け下った。
金属製の橋の欄干すら、飴のように曲がっている。濁流の威力と、少なくとも濁流がこの高さまできたことを示している。
ここは須賀川市の北町集落。この建物は地元の人によると「市の養蚕施設だった」とのこと。骨組みだけ残してボロボロに破壊されていた。
まさしく、地元の人の言うとおりに「山津波だった」。この辺りは11軒あったが、「残ったのは4軒だけ」だった。
津波でやられた宮城県亘理町の海岸沿いの集落跡にも行ったが、そっくりだった。残ったのは家の基礎のコンクリートだけだったり、この写真のように庭の樹木だけだったり・・・。
少しずつ復活の足音を聞くことができた。
近くのおばあちゃんは「地震が終わって、近所のばあちゃんと『大したことなくて良かったねえ』と話していたら、あっという間に津波のようにきた」
「必死で柱につかまっていたんだ」「流されてきた他所の屋根が、うちの壁にかぶさって、おかげで窓が壊れなかったのが良かったみたい・・・」と、当時の恐怖を話してくれた。
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