
美瑛は、というより北海道全体が、まるで冷凍庫に入ったような寒さが続いています。
最高気温でも氷点下が続く真冬日。
今日もしんしんと細かな雪が降っています。
土曜日は音楽会があり札幌泊まり。
翌朝、札幌はよく晴れていました。
この分だと問題無く帰れそうと思っていたのですが、ホテルのテレビでは何と道央道(札幌~旭川方面)は吹雪のため通行止め。
この天気でどうして通行止め???
ちょっと信じがたかったのですが、札幌の先の岩見沢(札幌と旭川の中間付近)あたりが大荒れとのこと。
買い物でもして昼頃になれば解除になるだろうと思っていたのですが、いっこうにその気配がありません。
「さて、これは困ったぞ」
一般道をのろのろ走ろうものなら、美瑛に着くのは真夜中になってしまいます。
まして位置的にも大荒れの渦中に向かっていくようなもの。
しばらく思案した結果、最近開通したばかりの道東道を通って占冠まで走り、それから富良野方面に北上することを考えました。
本州の人はあまりピンとこないと思いますが、千歳から帯広を抜けて釧路方面に伸びている高速道路です。
ただ、夕張付近の峠がまだ未開通で、全面開通はしておりませんでした。
それがつい先日開通したのです。
ここが開通したことで札幌市内から千歳を通って、富良野の南部に位置する占冠村まで一気に通り抜けることが出来るようになりました。
当初、こんなルートはちょっと無謀でかなりの回り道かと思ったのですが意外や意外、距離に換算すると旭川経由とあまり変わりませんでした。
天気も良かったということもあり、占冠~美瑛間もスイスイ状態。
これは意外な発見でした。
今後、天候状態によっては札幌行きはこのルートも充分有りかなと思っています。
ちなみに美瑛に到着したのは4時頃で、道央道はまだ通行止めが続いていました。