菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

雪の中での撮影

2011年12月22日 | Weblog
 

 

年も押しせまってくると結構乱暴な?仕事も入ってくる。
これはドカ雪が来てからいつも請け負わせてもらっている某農機具会社から、新製品が出来たので撮ってほしいという依頼でした。
ここまでは良かったのですが、この製品のリーフレットも年内納めでお願いしたいということになりちょっと慌てました。
農機具撮影は始め雪ハネから行い、その後はほうきで綺麗にはき取り撮影を開始。
それでも回りが雪なので、PLフィルターで反射防止を行ったのですがどうしても白い雪が写り込んでしまいます。
そこは大目に見てもらって、急いで版下の製作を開始、パスの切り取りがあるので手間がかかったのですが、本日色校があがりようやくセーフ。
来週、本印刷を予約してほっとしているところです。

弊社では撮影から印刷納めまで出来るので、このような田舎町では重宝されています。
ただ、あれもこれもでちょっと手が回らないのが難点です。

TV取材&ロケハン

2011年12月21日 | Weblog
 

今日の美瑛は快晴でした。
ただ、予報では晴れマークが無かったので、朝起きた時点では撮影モードは0%。
朝食を済ませて事務所のブラインドを上げたら何と快晴状態。
いつもながら朝食が終わるのは6時なので(まだ薄暗い)、今の時期なら日の出前の撮影に充分間に合います。
慌てて出掛け撮影したのがこのカット。
撮って出しは実に一ヶ月ぶりとなってしまいます。(申し訳ございません。)
氷点下16度まで下がっていたので、この後サンピラーを期待したのですがNG。
空気が乾燥しすぎているようです。

冬本番を向かえている美瑛ですが、TV取材と撮影アテンドの話が舞いこんできました。
冬の美瑛を紹介する海外向けの番組ということで、正月明けから本格的な取材に入るとか。
昨日から打ち合わせが始まり、今日は早速ロケハン同行。
本番の撮影が今日だったらと悔やまれるところですが、果たして年明けどうなる事やら。
美しい美瑛の風景を全世界に発信してもらえる絶好のチャンス。
全力でサポートしたいと思っております。

「哲学の木」、後に帯状に見える白いものは冬霧です。
Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F11 AE

写真ライフ-冬号

2011年12月20日 | Weblog
 

日本写真企画から発行されているカメラ雑誌「写真ライフ」冬号に、おすすめ撮影地ガイドとして美瑛のポイントを2箇所ご紹介しております。
冬の美瑛を撮影してみようと思われている方は、是非参考になさって下さい。
毎回申し上げておりますが、立ち読みではなく出来ればご購入いただけるとありがたいです。
全国書店にて販売中。

札幌→夕張→占冠→美瑛ルート

2011年12月19日 | Weblog
 

美瑛は、というより北海道全体が、まるで冷凍庫に入ったような寒さが続いています。
最高気温でも氷点下が続く真冬日。
今日もしんしんと細かな雪が降っています。

土曜日は音楽会があり札幌泊まり。
翌朝、札幌はよく晴れていました。
この分だと問題無く帰れそうと思っていたのですが、ホテルのテレビでは何と道央道(札幌~旭川方面)は吹雪のため通行止め。
この天気でどうして通行止め???
ちょっと信じがたかったのですが、札幌の先の岩見沢(札幌と旭川の中間付近)あたりが大荒れとのこと。
買い物でもして昼頃になれば解除になるだろうと思っていたのですが、いっこうにその気配がありません。
「さて、これは困ったぞ」
一般道をのろのろ走ろうものなら、美瑛に着くのは真夜中になってしまいます。
まして位置的にも大荒れの渦中に向かっていくようなもの。
しばらく思案した結果、最近開通したばかりの道東道を通って占冠まで走り、それから富良野方面に北上することを考えました。
本州の人はあまりピンとこないと思いますが、千歳から帯広を抜けて釧路方面に伸びている高速道路です。
ただ、夕張付近の峠がまだ未開通で、全面開通はしておりませんでした。
それがつい先日開通したのです。
ここが開通したことで札幌市内から千歳を通って、富良野の南部に位置する占冠村まで一気に通り抜けることが出来るようになりました。

当初、こんなルートはちょっと無謀でかなりの回り道かと思ったのですが意外や意外、距離に換算すると旭川経由とあまり変わりませんでした。
天気も良かったということもあり、占冠~美瑛間もスイスイ状態。
これは意外な発見でした。
今後、天候状態によっては札幌行きはこのルートも充分有りかなと思っています。

ちなみに美瑛に到着したのは4時頃で、道央道はまだ通行止めが続いていました。

音楽会終了

2011年12月18日 | Weblog
 

昨夜は札幌交響楽団、「ベートーヴェン・ツィクルス」のフィナーレとなる交響曲第九番ニ短調作品125、「合唱付き」の音楽会。
指揮が尾高忠明氏ということと札響の50周年とも重なって、当日券もすべて完売という盛況ぶりでした。

チケットはかなり前から手配したのですが、正面の席はすでに売り切れており、今回はステージ脇の2階席になってしまいました。
位置的に各楽器のバランスが多少気になるところはあったのですが、ステージに近いということもあり迫力も満点。
何年か前に聞いたときは、オケ自体の鳴りが今ひとつと思ったりもしましたが最近はそのようなことは一切感じません。
かなり聴き応えのある素晴らしい音楽会だったと思います。

夜は心地よい余韻を残しながらススキノへ。
その後のディナーの話はまた別の機会にでも・・

<演奏会場・札幌キタラに入場するクラシックファンの人々>

札響の第九

2011年12月17日 | Weblog
 

美瑛は冷えました。
氷点下15度前後。
晴れれば完全にダイヤモンドダスト日和となるのですが、残念ながら曇っています。
とはいうものの、全くといって良いほどまだ冬の撮影モードには入っておりません。

そんな中、今日は我が家年末恒例となっている第九の音楽会に出掛けてきます。
北海道では札響の第九しかないので、当然ながら札幌となります。
昨年は年末押しせまった26日だったのですが、今年は少し早めの本日。
札響50周年記念「ベートーヴェン・ツィクルス」のフィナーレを飾るのが「札響特別演奏会・札響の第九」です。
指揮は音楽監督の尾高忠明氏。
50周年記念ということもあり、前売りチケットはすべて完売とのこと。
昨夜はカラヤン・ベルリンフィルとバーンスタイン・ニューヨークフィルのDVDを見て存分に予習しました。
今日はどんな音楽会になるのかとても楽しみです。

もちろん音楽会終了後のディナーも特別コース。
今年1年無休でがんばってきたご褒美です。

今日の予報は大荒れとのことでしたがそれほどではなさそうで、やはり車で向かうことに。
それでも少し早めに出掛けよう。

札響の第九

フォトボランティアジャパン 本日より

2011年12月16日 | Weblog
 

子ども達に未来への希望を!!
ということで、本日より開催されます「写真家達によるチャリティ展」。
場所は東京ミッドタウン内、富士フォトサロン東京。
国内外で活躍中の写真家200有余名が一堂に会して行うもので、作品は六切り額装入り、一点10,000円です。
展示即売方式で行われ、今年は東日本大震災で被災した子ども達への支援活動基金として寄付されます。

日時は12月16日(金)~18日(日)までの3日間。
私も2点出展致します。
今回は2点とも冬の作品で、インテリアとしてお部屋に飾れそうな作品をエントリーしました。
白いお部屋にホワイトとブルーのシンプルな写真はいかがでしょうか。
購入することで、尚かつ子ども達に未来への希望を与えることができるというボランティア写真展です。

昨年は上京のタイミングと重なり会場に出向けましたが、今年は残念ながらすでに戻って来ております。
お近くの方は是非、足をお運びいただければと思っております。

美瑛オリジナルカレンダーを福島に贈呈

2011年12月15日 | Weblog
 

 

美瑛は結構荒れています。
横なぐりの湿った雪が降っていて、今日戻る予定でしたが昨日帰ってきて正解でした。
溜まった雪かきから始まり、いつもの美瑛生活に戻ったところです。

東京では遊びの話題が多かったので、ちょっとまじめなお話しを。
東日本大震災から9ヶ月が経ち、我々の気持ちも少し薄れ気味ですが、そんな中美瑛ロータリークラブでは、福島の被災地に相馬ロータリークラブを通じて弊社で制作しているオリジナルカレンダーをお送りさせていただくことにしました。
カレンダーはあってあたりまえですが、無いと不便。
先日の報道で、仮設住宅で困っているものでカレンダーがあげられていました。
意外だったのですが、それならばと、会員でもある私のオリジナルカレンダーを送ろうということになったわけです。
二つ折りカレンダーくらいが大きさ的にもちょうど良いのですが、生憎在庫わずか。
大型カレンダーにしました。
美瑛の美しい風景を見てもらって、少しでも明日への活力になってもらえればと願ってお送りしたところです。

雪の美瑛へ

2011年12月14日 | Weblog
 

先ほど雪の美瑛に戻って来ました。
つい2~3時間前まで東京にいたのに、今は北海道。
いつも思うのですが、何となくキツネにつままれたような錯覚に陥ります。

戻ってPCチェックなどを行っていたのですが、CANON PowerShot S100用カメラRAWがLightroomでサポートされたようです。
さすがはadobe、やることが早い。
DPPは使い慣れていないせいも多分にありますが、Photoshopとの連携がシームレスでないのでストレスがたまります。
その点、同一会社であるLightroomはさすがにこの連携がスムーズだ。
もっともPhotoshop Lightroomというくらいだから、あたりまえといえばあたりまえ。

今後、PowerShotレビューなる物を少しやりたいと思っています。
といっても、美瑛は雪で晴れたとしても白と青しかない世界。
何れにしても事あるごとにアップしてまいります。

羽田空港 BIG BIRD
CANON PowerShot S100 プログラムAE

忘年会続き

2011年12月14日 | Weblog
 

 

 

この時期上京すると、誘われたり誘ったりと連夜の忘年会続き。
さすがに昨夜は摂生したのですが、一昨日も、美瑛で以前オーベルジュを経営していたM氏と一年ぶりに地元横浜で会い、再会を祝って一杯飲むことになりました。
リクエストは美味しい料理とワインということだったので、そごうに入っているフレンチ創作料理「にき亭」というところに出掛けてみました。

店内はちょっとした中庭があり、とてもデパート内とは思えないようなゆったり且つシックなイメージ。
男同士というのがちょっとさえなかったのですが、早速コース料理をいただく事にしました。
料理はどれも洗練されていて、盛り付けも綺麗で、ご覧の通り。
メインのフィレステーキも結構美味しく、ワインを飲みながらの美瑛談義に華が咲きました。

アップの写真は昨日紹介したCANON PowerShot S100で撮影したもの。
照明の色かぶりが多少入ってはいるものの、薄暗い店内でも綺麗に撮ることができました。
DPPの使い方が今ひとつ慣れていないので、Lightroomが使えればもう少し綺麗に仕上げることが出来ると思います。 

CANON PowerShot S100 絞り優先AE ISO800