職場の同僚のN氏と、久しぶりに話した。
N氏。通称Nチン。
背が低く、頭がデカく、手と足は短く、わかりやすく言えば
がきデカの「こまわり君」である。
おまけに、痛風と蓄膿症を患っている気の毒な人だが、
4人の子持ちの子だくさんで、奥さんは愛想のいい人である。
そんなことはともかく、私が釣りを始めたきっかけが、Nチンだった。
かれこれ10年ほど前、Nチンに誘われ、釣り道具を揃え、
福井県の小さな釣り堀に連れて行ってもらった。(今は、もう無い。)
そして、行った日が何と、知る人ぞ知る、その釣り掘りに一年のうち、
二回ほどしかないと言う、大爆釣日に遭遇したのであった。
初めてで緊張しながら初々しく糸を垂らしていたのだが、
釣れる、釣れるで、本当によく釣れた。
20枚はゆっくりと超えていたであろう。
大満足で、ウハウハと帰ったことを思い出す。
それからというものの、釣りに行くこと数知れず、しかし、あの時のようなことは無い。
もう一度、初心に帰り、がんばってみようと思った次第。
次の釣りは、4月25日のレインボー。
全力で臨みたい。
追伸
釣りの腕前でNチンをとっくに抜き去ってしまっていることは、言うまでもない。