昨日の朝から続くめまい。
原因をはっきりさせるため、耳鼻科を受診しました。
先生に症状と救急外来を受診した時の処置や検査の報告をします。
そして、まずは聴力の検査。
右も左もよく聞こえています。
続いて鼓膜の状態検査、こちらもしっかり鼓動しています。
血圧が高いのでは?となり、寝たままでの血圧と立ったままでの血圧を測定。
こちらも、特別な数値はでず、正常域。
大きめの双眼鏡のような装置を目に当てて、何やら診られます。
横を向いたり、寝転んだり、起き上がったり・・・。
しかし、大丈夫。
どうやら目が回る症状では、目の玉が動いているようです。
ただ、この診察中は、目が回る症状が発生せずでした。
受診前にめまい止めの頓服を服用したことにもよるかもしれませんが・・・。
そこで、診断です。
耳の中の構造がわかる絵を見ながら説明を受けました。
鼓膜まで異常なし。
その奥に三半規管というバランスなどをつかさどるところがあり、よくここが異常をきたすと目が回ったり、ふらついたりするということを聞きました。
私の場合は、その下にある耳石が何らかの体の動作や頭の動きで、三半規管のほうへ入り、悪さを働くとのことです。
なるほど。
めまいやふらつきは、いつも起こるとは限らず、確かに姿勢や頭の動きに関係していると感じておりました。
そこで、体操をするようにと指示が出ました。
ハテ? 耳の体操?
石を溶かすらしいです。
まず上向きに寝ころびます。
そして、右に向いて10秒。
正面に向いて10秒。
左に向いて10秒。
正面を向いて10秒。
これを1セットとし、10セットを朝晩に行うということ。
簡単なことであります。
とにかく服薬治療と安静に努め、水曜日に再度受診との指示です。
それでは、先ほどの体操を試してみました。
正面はOK。
右を向くと、クラッ。
正面を向くとOK。
左を向くとクラックラックラッ・・・。
猛烈なめまいが襲ってきます。
寝ていて目をつむっているのに、めまいを感じます。
そして、正面を向くと、治まってきます。
ということで、とても10セットはできず、気分が悪くなりました。
やはり石が動いて悪さをするということが実感できました。
さて、普通にしていれば大丈夫。
しゃがんだり、頭を上げ下げするなどでは要注意。
寝る時も枕は高くし、寝返りするとクラクラするので要注意。
だんだんとコツがわかってきました。
早く復帰せねばという焦りもありますが、今日のところは養生を優先。
賢くしておきます。
それにしても耳の中に石があるとは・・・。
人の体は不思議なものです。