さて、いよいよこの日がやってきました。
3年前の大腸がんの検査(二日間便をとる方法)で便鮮血があり、大腸内視鏡検査を受けました。
実際にポリープが3個発見されましたが、良性で問題なし。
今回は、その後の経過を観るためです。
そこで、やはりつらいのが検査前の準備。
もちろん検査でお尻からカメラを挿入されるのも大変です。
この検査は、胃カメラのように絶食だけではダメ。
とにかく腸内をきれいにしておかなければなりません。
ということで、準備の前日から戦闘開始となるわけです。
また、数年後?に受けるであろうを想定して、レポートをしておきたいと思います。
まずは検査の前日。
食事制限となります。
食事は、事前に受け取っていた検査食を摂ります。
(ジヤネフ 大腸内視鏡専用検査食 クリアスルー3色セット)です。
朝食が、鶏とたまごの雑炊
昼食が、鮭がゆと肉じゃが
夕食が、チキンクリームシチューとクラッカー
レトルトですが、味はなかなかイケます。
それでも、足りません。
腹が減って、腹が減って・・・。
水分はOKですが、この空腹感は堪りません。
そこで、病院からの説明書きを見ると、空腹時にはうどんは食べてもOKと書かれていました。
そうなればいただきましょう。
夕食に、素うどんを追加しました。
あとは、水分補給で紛らわせるのみ。
そして、寝る前に下剤を服用します。
ラキソベロン 10mlをコップに混ぜて飲みました。
ちなみに無味無臭。
それでは、おやすみなさい。
これで前日準備は完了。
そして、日が変わり、検査当日ですが、日が変わったといっても深夜の1時ころ、腹がグルグル。
さっそく下剤が効いてきたようです。
それから、4回くらいはトイレへ。
ちょっとクタクタで寝不足気味の私。
朝起きてから少し腹の調子が落ち着いた思うと、今度はグゥーグゥーと鳴り出しました。
腹減ったぁー。
ここが我慢のしどころ。
8:00です。
いよいよ、大きな山場を迎えました。
下剤 ムーベンの登場です。
これが大変。
粉の薬剤を2リットルの水で溶かします。
ということは、2リットルを飲まなければいけないのであります。
これは嫌でも頑張らないと、腸の中がきれいになりません。
1杯を15分くらいかけて飲みます。
レモン味と書かれていますが、おいしくありません。
それでも、我慢。
4~5杯飲んだ頃で、ちょっとお腹のほうが変な感じ。
しかし、便意はなし。
1.5ℓくらい飲んだ頃、突然きましたぁー。
トイレへ突撃。
これからは、突撃回数が増えていきました。
そして、すべて飲み干したころには、トイレに行っても蛇口をひねった水道のような出方。
固形物は全くありません。
やっと飲み干したことへの安堵感。
約3時間かかりました。
そして、お昼。
家族はおいしそうに昼食。
私は、トイレへ。
早く終わりたい。
やっとで、2時前に自宅を出発し病院へ向かいました。
到着し、しばらくするとまたまたトイレへ。
戻ってきたら、検査衣へ着替えます。
さすがに緊張気味。
ついに来た。
呼ばれて検査室へ。
腸の動きを抑える注射を受け、いよいよお尻へ。
グッ、グゥー、グゥーッ・・・。
苦しい中、私も画像を見ています。
しかし、どうもおかしい。
私の目から見ても、おかしな感じ。
グッ、グゥー、グゥーッ・・・。
うまく進みません。
体位を変えます。
グッ、グゥー、グゥーッ・・・。
どうしたのか苦しさは増すものの、うまく入っていかないようです。
これは、ひょっとして・・・。
大きな腫瘍が・・・。
ろくなことを考えません。
グッ、グゥー、グゥーッ・・・。
苦しいー!!!
ここで、痛み止めの注射。
グッ、グゥー、グゥーッ・・・。
痛みがつらいというよりも、カメラが突っ込んでいくときに、ガスが腸内に充満し、それで腸が膨らんでいて苦しいのであります。
それにしても、どう考えても前回とは違う。
やはり・・・。
またまた、体位変換。
そして、注射の追加。
またまたまた体位変換。
絶対におかしい。
これは、とんでもないものができているのでは・・・。
そうしてやっとで終わりました。
時間的に30分はかかっていました。
きっと倍はかかっていた感じ。
先生も手間取ったことをお詫び。
もう私の心の中は、検査が終わった安堵感と結果を聞くための緊張が交錯中。
そして・・・。
診察室に入ると。画面を見ながら・・・。
「異常なしです。」
ホッ・・・。
フゥー。
大きなため息と本当の安堵感。
良かったぁー。
ということで、今回の大腸内視鏡検査は異常なしでした。
昨日からのつらいつらい二日間は、結果良しで終わりました。
やはり健康が一番です。