
特定秘密保護法案が強行採決されてしまった。
よほど後ろめたいことがあったのだろう。
十分な説明や論議もなく採決するのは、一時代前の国会を見ているようだ。
奇異なのは、公明党やみんなの党、維新の会の対応だ。
現代が情報化社会となりつつあることを、彼らは十分に理解していないのではないだろうか。
特に、みんなの党の渡辺代表には失望する。
不透明な議論や取引は、結局は墓穴を掘るしかない。
わが国には、もっとまともな政党は出てこないのだろうか。
国民を馬鹿にするのもいい加減にしてほしい。
この法案で一番懸念するのは、特定秘密ということで、本来は公表されなければならない情報が意図的に隠されることだ。
そんな事例を数多く見てきただけに、隠ぺいに対して危惧している。
公表できない情報があることは認めるが、何が公表できて何ができないのかの線引きが難しい。
当然ながら、このことが利権を生み出す。
霞が関と永田町でこの国を牛耳る利権追求型の構造は、やめてほしいものだ。
面白いことに、ネット社会で流布する情報の確度が飛躍的に向上している。
ネット民主主義というような仕組みが早晩実現されるのだろう。
そこではもはや既存の政党は意味を持たなくて、より正確な情報に基づいた低リスク志向型の社会システムが追及される。
議員も丸裸にされ、嘘はつけなくなる。
秘密が秘密でなくなりつつあるのは、世界的な趨勢だ。
今回の強行採決は、旧世界と新世界のせめぎあいの一コマなのかもしれない。
試みに、ネット政党を立ち上げてみるのも面白いかもしれない。