解禁当初の蒲田川で、ライズの釣りのキーとなるシロハラコカゲロウ。
そのフライについて記す前に、シロハラコカゲロウの羽化の形態について説明いたします。
水中にいるシロハラコカゲロウのニンフ(幼虫)は泳いで水面まで浮上し、水面にぶら下がるようにして、羽化し、羽化した亜成虫は水面にポッカリ浮かび翅が乾いたら飛び立ちます(水面羽化)。
他には、ニンフが水面に出ている石などに登り羽化する種類(陸上羽化)、水底で羽化し亜成虫になってから水中を泳ぎ水面に達する種類(水中羽化)、といった形態があります。
シロハラコカゲロウの羽化とライズが確認できたら、サイズとカラーを合わせたCDCダンを結んで対応しています。
CDCダンはハックル無しなので、CDCのウィングが水面上に浮かびボディは水面に接してもしくは水面下を流れます。
この状態は羽化中のフローティングニンフ、あるいは羽化に失敗し翅を水面に捉われ水面から飛び立つことができないダンを、模していると言えると思います。(結果的に)
今回は、羽化に成功し、飛び立つ迄の間、水面張力により脚だけで高く浮かび翅を乾かしながら水面を流れている状態のダンを模したフライを巻きました。
キールのバーブレスフックに巻きました。
最初は想定通りに浮いてくれたとしても、数投しか保たないかも。
フライの効果が確認できるようなライズシーンに遭遇したいです。。
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そのフライについて記す前に、シロハラコカゲロウの羽化の形態について説明いたします。
水中にいるシロハラコカゲロウのニンフ(幼虫)は泳いで水面まで浮上し、水面にぶら下がるようにして、羽化し、羽化した亜成虫は水面にポッカリ浮かび翅が乾いたら飛び立ちます(水面羽化)。
他には、ニンフが水面に出ている石などに登り羽化する種類(陸上羽化)、水底で羽化し亜成虫になってから水中を泳ぎ水面に達する種類(水中羽化)、といった形態があります。
シロハラコカゲロウの羽化とライズが確認できたら、サイズとカラーを合わせたCDCダンを結んで対応しています。
CDCダンはハックル無しなので、CDCのウィングが水面上に浮かびボディは水面に接してもしくは水面下を流れます。
この状態は羽化中のフローティングニンフ、あるいは羽化に失敗し翅を水面に捉われ水面から飛び立つことができないダンを、模していると言えると思います。(結果的に)
今回は、羽化に成功し、飛び立つ迄の間、水面張力により脚だけで高く浮かび翅を乾かしながら水面を流れている状態のダンを模したフライを巻きました。
キールのバーブレスフックに巻きました。
最初は想定通りに浮いてくれたとしても、数投しか保たないかも。
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やはり水温の高い蒲田川から始められますか。
こうして魚目線から見た餌の研究など面白そうです。
いかに本物のように、生きているかのように見せ掛ける技、
それを突き詰めると生態観察になるのですね。
当たれば気持ちは「ニンマリ」でしょう。
私なんかは釣具屋で市販のものを選ぶのが精一杯ですが、
それでも思った色や大きさに喰い付いて来ると嬉しいものでした。
渓魚がライズしていても、フライとその時食べている虫とが似たものでないと、フライを喰ってこないということがよくあります。
雑多に昆虫類を喰っているときは、許容範囲も広いのですが、特定の水生昆虫が集中羽化していて、そればかり偏食しているような時は、渓魚のフライを見る目は厳しいですね。
そして、人為的なプレッシャーも、渓魚がシビアにフライを見極める、大きな要因です。