日毎に、緑が濃くなるのを感じています。
この日は風が強めだけどまずまずの天気でした。遅めの昼食を済ませてから、馴染みの渓に向かいました。
焦らずのんびりと・・・
まずは、小さいけど綺麗なアマゴがご挨拶。
しかし、その後は、合わせが決まらず、苦戦。
大量のスピナーが飛び交っているけど、私のアプローチが悪いのか、渓魚たちには相手にしてもらえません。
釣り上って行くと、なにやら強烈な獣臭が・・・
警戒しつつロッドを振っていたら、笹がガサガサっと大きな音を立てました。
笹薮の中から姿を現したのは、ツキノワグマでした。
向こうも横目で、こちらを見ている。そんなには大きくない若い個体のようでした。
ほんの数秒、見つめ合った後、彼は(性別は分からないけど)、走り去りました。
イノシシ、カモシカ、ニホンジカ、キツネなど、野生動物をよく見かける渓ですが、ここでクマと出逢ったのは初めて。
いつも訪ねている渓ですし、これまでクマの気配を感じた事も無く油断していました。
今回は事故にならずに済んだものの、相当の注意が必要だと改めて肝に銘じました。
思いがけない出来事だったので、引き返そうとも考えましたが、入渓地点まで戻るのも、退渓地点まで行くのも、距離は同じようなものなので、そのまま釣りを続けました。
少し歩くと、砂地にこんな足跡らしきものが!!!
そもそも、クマの足跡なんて見たことが無いので、断言できませんが・・・
ハプニングの所為なのかどうかわかりませんが、釣りの方は一向に調子が上がりませんでした。
帰り際に、不思議な真白い葉っぱを見つけました。何だろう?
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