ここ数年、円空の作品に心惹かれています。
大胆で、素朴、それでいて繊細、私が円空作品に対して感じている魅力です。
旅人であったこと、旅先ではその作品も含め慕われていたこと、修験者として多くの山に登ったこと、生き様も憧れの対象です。
千光寺をはじめとし、飛騨各所にも長期間滞在していて、作品も多く遺されています。
県内にも円空作品を展示する施設が多くあり、時々、訪ねてみたりします。
飛騨に残る代表的な作品の1つ、両面宿儺像の画像のリンクを貼っておきます。
両面宿儺像
こういう大作も勿論良いのですが、円空が泊めてもらった民家に宿代の代わりに置いていったというような数々の小さな作品も、とても良いものです。
岐阜市に、円空美術館という民営の施設があって、松栄堂という骨董品屋が運営しています。
松栄堂の店主が集めたものが展示してあり、私が見学した時は、郡上の民家から円空仏を買い取った時のエピソードなど、店主自ら、興味深い話をしてくださいました。
何だか纏まりの無い記事になってしまいました。
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