念願のこの湯に浸かってきましたよ!
温泉が好きで各地の温泉を訪ねるのが趣味だという方々にはよく知られているようで、ネットで検索すると、幾つも紀行文を見つけることができます。総じて評価は高いようです。
初めてこの湯のことを知ったのは、温泉好きの知人に案内されて訪れた時です。しかし、その時は、未だ冬期休業中ということで、断られました。
それならと、今度は、夏に富山湾へ海水浴にいったついでに寄ったのですが、木曜日は休みだと、またまた断られてしまいました。
ところで、この温泉、どこにあるかと言いますと、富山県砺波市の庄川のほとりです。砺波市でも南部の山間になります。
そして、今回は、ついに入浴を許されましたよ。
駐車場は建物から少し離れています。
まずは車を止めて、歩きます。
駐車場から川に向かって歩きます。
少しきつい下り坂。雨で濡れた日は油断すると転びますよ。
到着です。
川岸の崖の中腹といった場所にあるのです。
古くても立派な建物です。
女将に、初めて入ると告げると、風呂の場所等を丁寧に教えられました。
料金は1人500円、子供からは頂かないとのこと。
建物の中の真っ直ぐな廊下を通り抜け、浴室に向かいます。
両側にはたくさんの客室。
昔はたくさんの湯治客で賑わっていたようですね。
今は、とても、ひっそりとしています。
廊下を抜けると今度は、下りの階段で谷底に進みます。この画像は階段を下から見上げたところです。
階段から見える庄川はこんな感じです。すぐ上流にダムがあって、この日はすごい勢いで放水されていました。
この記事の最初から3枚目の画像の、建物上の樹の間にぼんやりと、ダム堤の上部が写っているのですが確認頂けるでしょうか。
階段が谷底まで到達したところにコンクリート製の建造物があります。これが浴室です。
ブルーのシートが掛っているのは、階段の屋根になります。
このコンクリートの浴室の中は、男湯と女湯の2つに分かれています。
狭い脱衣場で服を脱いで扉を開けるとさらに階段があり、浴槽があります。画像は階段から浴槽を見下ろしたものです。
洗い場らしきところも湯が浸かっています。
コンクリートで密閉されたこの空間に湯気と硫黄臭が充満しています。閉所が苦手な人には少し辛いかもしれません・・・
小さな浴槽ですが、深く、小学1年の娘は足が届きません。
浴槽の画像の左上の筒状の装置から湯が噴出しているのがお判りいただけるでしょうか?
無加水の源泉100%、無加温の湯。動力は使われてなく、自然に湧出しているものでしょう。
その勢いに圧倒されました。
この狭い浴槽にこれだけの湯が投入されているのだから、湯は新鮮そのもの。源泉掛け流し好きにはたまりません。
ややぬるめですが、不思議とよく温まるよいお湯です。
近くにあったらいつも行くのに・・・
温泉好き、特に鄙び系が好きな人におススメです。
宿泊している年配女性グループがいらっしゃいました。
宿泊は可能なようですが、食事は近くの料理屋からの取り寄せだそうです。
注意点:
冬期は休業。木曜日は休業。入浴は午後5時頃まで。(たとえ夜に入っても寂しさに耐えられないかも)
住所:富山県砺波市庄川町湯谷235
電話:0763-82-0646 (訪ねる場合は事前に営業状況を確認するのが安心です)
にほんブログ村応援クリックお願い致します