この日も、奥飛騨温泉郷の川に・・・
晴れて暖かな日。安らぎを感じる。
釣りに訪れる人も少し増えてきたようだ。
話を伺うと、解禁当初に訪れたけど撃沈され、リベンジで来たという人が多かった。
渓魚の活性もまずまずで、数匹を手中に収めた人が多かったのでは・・・
私はというと・・・
期待したライズポイントには先客がいて、「ライズはあったけど今は止まっている」とのこと。
そこで釣るのは見送って上流に進むことにした。
叩き上がるのではなく、ライズがありそうなポイントを観察しながら川を歩いた。
川岸の淀みには、大量ハッチがあった痕跡。フタバコカゲロウやガガンボ、たくさんの虫の死骸が浮かんでいた。
陽が高くなるにつれ、飛び交う虫が目立つようになった。
正午頃、ライズを確認。近くの石の上には、羽化したばかりと思われるマエグロフタオカゲロウの亜成虫が何匹も。
しかし淵の流れ出しのところで起こるライズの渋いこと。
2匹は居る様子。
このライズに捉まり、熱くなった。粘ったけど結果的に釣れず・・・
ライズが止まって我に返った頃には、ハッチも遠のいてしまった。
その後もライズを探してあちこち彷徨うが、見つけられず。
最後に、C&R区間を釣り上っていると、なんと40㎝は有ろうニジマスが、私のフライを喰った。
が、突然のことで焦って、痛恨の早合わせ・・・
その後は沈黙。観察するとカディスが水面を飛んでいた。こいつらが喰われていたのかもしれない。
もうどうでもよくなって、川原であおむけになって寝そべった。
春の空が暮れようとしていた。
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追伸:この日の帰り際にも地震で揺れた。2月27日以降、続いている。一方で、渓魚の活性は少しずつ上がってきているように感じる。解禁当初の不調は、地震の影響よりも、急激な気候の変化(2月末はとても暖かく3月1日から急激に気温が下がった)と、解禁当初成魚放流が無かったことの影響が大きかったのではないかと、私は考えているが、皆さんはどう思います?