東京オペラシティコンサートホールにて11月24日(木曜日)
この週末は、誰とも会わず、話さず、自宅を一歩も出ることなく過ごしました。
概ね隔週のペースでそんな過ごし方をしていますが、そんな時間は私にとって非常に大切なものとなっています。
例えば土曜日は何もせずといっても、気持ちの赴くまま自由に…ではありません。
ただぼんやりと(見方によっては無気力に)時を過ごしてしまうことも多く、
さすがにそんな自分を不甲斐なく思ったりもするのです。
けれど、おそらく今の自分にはそんな時間が必要なのだろうと思うのです。
そうやって、自分を空っぽにしていかないと、身も心も持たない…というのが現状。
全てを年齢のせいにするわけではありませんが、
若かった頃の自分を基準とするのは、明らかに無理があります。
セルフ・メインテナンスの第一段階として、心を空にしないと次に繋がらない現実を受け止めることにしたら気持ちが楽になりました。
::::::::::
内田光子&マーク・パドモアの演奏をこの距離感で聴くことができた!
今月と来月は歌舞伎鑑賞の予定はありません。
その代わりというわけではありませんが、先週末は「土を喰らう十二カ月」へ。
そして11月24日のマーク・パドモア(テノール)&内田光子(ピアノ) デュオ・リサイタルと、29日のマリア・ジョアン・ピリス ピアノ・リサイタルと、立て続けのスケジュールになりました。
来月は、沖潤子さんの展示と沢知恵さんのライブを予定しています。
よく“遊ぶ” ためには、仕事や生活のルーティン以上にエネルギーが必要です。
良いものを見聞きし、体験し、自分の血肉とするためには何より自分が元気でなくては。
そんなことを言い訳に、今夜もまたの〜んびり。
数時間後には緩めた紐を締め直し、スイッチ・オンなのですから。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます