poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

Boccoの目 in マカオ…(5)

2008-07-16 22:54:21 | View From The Hotel
アジアでありながらヨーロッパ…ポルトガルの文化が堂々と混在している…それがマカオに関心をもった理由の一つでした。
石畳の道や広場…まるで町中がモザイク美術館のようです。
動植物だけでなく、船や波、魚、タコなど、海にまつわるイメージがデザインされているものがたくさん!
それを見るだけでも楽しく、ついつい見ることに夢中になって写真に収めたのはほんのわずかになってしまいました<はじめの写真はラザロ地区>。


マカオのど真ん中、セナド広場で。


ペンニャ教会の裏を下る石畳の道。


セナド広場真向かいにある民政総署の中庭で。


フィッシャーマンズ・ワーフで。



もう一つ印象的だったのは、アズレージョと呼ばれる絵タイル。
屋内・屋外を問わず、町の至るところで出会いました。
“芸術的大作” といえるようなものもたくさんありましたが、Boccoの目をとらえたのは、こんな素朴なアズレージョたち。。。<フィッシャーマンズ・ワーフの写真にも写っています>


民政総署の中庭で。


<長崎>の文字が気になって撮影したのですが、アズレージョの道標は無数。


聖オーガスティン教会の床タイル。

・・・と、まあ、こんな具合で、マカオ造形発見の旅報告記は、もうしばらく続きます。

なんて言いつつ、Boccoは明朝京都へ向かいます。
期せずして祇園祭のど真ん中…コンコンチキチン-コンチキチン。。。
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Boccoの目 in マカオ…(4)

2008-07-14 00:46:06 | View From The Hotel
マカオのぐるぐるがもう一つありました!
直径40cmはあろうかという巨大ぐるぐる線香です。
大小のぐるぐる渦巻き型のお線香はマカオ名産なのだそうですが、ここ媽閣廟(マーコッミウ)では巨大線香が鈴なり状態になっていました。


ちょっと離れて見るとこんな感じです。
でも、さすがに巨大線香…煙たさも天下一品でした。

  
狭い地域に密集する人口…これもやはりアジア的なのでしょうか?
新築・改築が続くカジノ併設の巨大ホテルの隙間に、古いけれどかなり高層の集合住宅が目立ちます。
かと思えば、北京の胡同を思わせる、半ば廃墟と化した木造家屋もあちこちで目につきました。


  
高層集合住宅のバルコニーは、囲いが一つひとつ違っていてとても個性的。
犯罪防止の目的で設置されているのだそうですが、日本の画一的なデザインに慣れている目にはとても新鮮でした。



そして、本日のおまけはこれ!

(1)ENZO CAFEのフルーツタルト…ジャンキーとはいえないけど、デザインが素っ頓狂!
 この時、同行のKuromiちゃんはレモンタルトとドーナッツを制覇!!!
(2)ポークチョップバーガー…朝から豚肉の天ぷらとは。。
(3)エッグタルト…あったかいとろとろプリンの味!
(4)オイルサーディンのサンドイッチ…魚好きにはたまりません!
 向こうに写っているのは白身魚のフライ。たっぷりのお酢とタマネギのみじん切りにオリーブオイル少々のソースでいただきます。代表的なマカオ料理だそうです。
(5)うどんみたいに軟らかくてケチャップ味のスパゲティ。
 ワンタン麺と迷った末に、こちらに決定。。。
(6)イカやきそば…Kuromiちゃんのある日の朝食です。
(7)白菜の蒸し煮…マカオ料理のバイキングで一番おいしかったメニュー。
マカオ空港でも注文してしまいました。

マカオで食したジャンキーフード・オン・パレード(の一部)でしたっ!!!

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Boccoの目 in マカオ…(3)

2008-07-13 00:23:13 | View From The Hotel
33℃、湿度70%という6月のマカオで「世界遺産の教会を歩いて巡る」気持ちになったのは、この教会の姿に魅了されてしまったから。。。

初日の夕方、タイパ島のポルトガル料理店に向かう途中、丘の上に見えた教会の塔。
翌日の世界遺産めぐりのツアーでも、媽閣廟の近くやマカオタワーからちらりと見えただけ。。。
行けないとなるとなおさら憧れは募ります。
それで、このペンニャ教会を皮切りに、マカオ半島の中心部を歩くことになったのです。


マカオタワーの下から見えたペンニャ教会。
夜はライトアップされてさらに美しい姿が浮かび上がります。


石をそのまま生かしたシンプルな外観も、明るく簡素な内部の雰囲気も、期待を裏切らない美しさ!



リラウ広場を経て、次に訪れたのは聖ローレンス教会

  
ステンドグラスがひときわ美しい教会でした。

聖ヨセフ修道院聖堂、聖オーガスティン教会からセナド広場を抜けて、聖ドミニコ教会、果欄街、聖ポール天主堂へ。
そして最後に目指したのは、ヨーロピアンな雰囲気のラザロ地区。


聖ラザロ教会…桃と碇のマークがかわいい!




幾何学的な模様のステンドグラスもまた美しいですね!

ラザロ地区については別の機会に譲ります。
<ペンニャ教会と聖ラザロ教会は世界遺産ではありません。>


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Boccoの目 in マカオ…(2)

2008-07-08 23:43:10 | View From The Hotel
マカオといえばカジノ…若き日の沢木耕太郎が所持金の半分を使ってしまったカジノ・リスボアをはじめとして巨大賭博場が林立する町なのですが。。。

それはさておき、マカオの町を歩いていると、至る所で<世界遺産>に遭遇します。
22の歴史的・宗教的建造物と8つの広場を含む地域一帯が「マカオ歴史市街地区」として世界遺産登録されているのですね。
滞在2日めは、ガイドさんの後についていくつかの世界遺産を見学して回りました。
しかし、それに満足できないbocco は、同行の方々におつき合いいただいて「世界遺産の教会を歩いて巡る」ことに。。。

今日は、そのうち2つだけご紹介です。

まずは “ぐるぐる” うずまきがモチーフになった聖オーガスティン教会








そして、こちらは “ねじねじ” がモチーフになっている聖ヨセフ修道院聖堂


冒頭の大きな写真はこの聖堂内部にあるねじねじの柱。
もとは大木であったであろう年季の入った木肌が、とても美しく感動的でした。
建立当初は、祭壇の柱同様に金色に彩色されていたのかもしれません。
ステンドグラスを通して聖堂内に差し込む日の光が、柱の台の白い部分を不思議色に染めています。



ここにはフランシスコ・ザビエルの右腕の骨の一部が安置されています。
祭壇左側の金色に光るケースの中に納められたザビエルの聖骨。
驚いたことに、ガラス越しにそのまま見えてしまうのですが、それをリアルに撮影することにはためらいがありました。
没後450余年を経て、裸の骨をさらされてしまったら、ザビエルさんもちょっと恥ずかしいんじゃないかな…って思ったわけです。



ドーム形の天井からも、優しい光が差し込みます。
イエズス会のIHSの文字が逆さまになっているのはご愛敬。。。
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