poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

冬を迎えて…林檎ジャムと毛糸編み

2017-11-23 15:00:37 | 日々録
ふとそんな気持ちになって林檎ジャムを作りました。
皮をむいて、薄切りにして
少量の水とレモン汁、砂糖を加えて煮つめていくだけの簡単なものです。

仕上げ間際にショウガの絞り汁を加えてみたところ
刺激的な味になってしまいがっかりでした。
けれど、ビリビリと尖った味は徐々に薄れ、まろやかさが増してきました。
今や出勤日の慌ただしい朝食のささやかなお楽しみになっています。

夏の終わり頃にいただいて冷凍していたブルーベリーを
ジャムにしたのがきっかけで
私の暮らしの中で簡単ジャム作りが定着しつつあるようです。

次は種類の違う林檎で作ってみようと計画中。。
毛糸編みとジャム作りは
目下のところ暮らしの潤いであり
心をときほぐす手段の一つになっています。
コメント (2)
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音に包まれる

2017-11-07 13:29:35 | music
美しい光の筋に彩られる天井
(2017年10月26日、ヤマハホールにて)


この10日あまりの間に出かけたピアノリサイタルは2つ、
10/26の石田菊香さん(@ヤマハホール)に続いて昨日11/6はカティア・ブニアティシヴィリのリサイタル(@サントリーホール)でした。

彼女の演奏を聴くのは今回が初めてです。
激しささえ感じさせるほどの力強い演奏がとても新鮮に響きました。
当然ながら内田光子さんとはまた別の表現が迫ってきます。
若さのなせるワザでもあるのでしょうが、アンコールでは4曲も!

そのアンコールの一曲目が始まった瞬間です。
それまでのダイナミックな音とは逆とも言える静かな音に胸を突かれてしまいました。

小さな小さな音なのにしっかりと響くピアノの音色に
会場の誰もが全神経を集中させて耳を傾ける心地よい緊張感とでも言ったらいいのでしょうか。
静寂の中でひそやかに、けれど清らかで透明な音がストーンと私に響いてきました。
冷たいわけでもなく、熱いわけでもなく、
月の光に包まれるとはまさにこんな感じなのではないかと(後になって)思えるような音でした。
次の瞬間、一筋の涙が頬をつたい、そんな自分に驚き、狼狽してしまう…
まるで作り話のようなキザな展開なのですが、
この “美しい” 音に出会えたことは至上の幸いと思えるような満ち足りた気持ちになったのです。

<曲目>
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」
 リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
 チャイコフスキー:くるみ割り人形(プレトニョフ編曲)
 ショパン:バラード4番 ヘ短調 op.52
 リスト:スペイン狂詩曲
 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(ホロヴィッツ編)

<アンコール>
 ドビュッシー:月の光
 リスト:メフィスト・ワルツ第1番
 ヘンデル/ケンプ編曲:メヌエット
 ショパン:前奏曲 ホ短調 op.28-4


::::::::::::::::::::

リサイタル終了後は家路を急いだとはいえ、昨夜の帰宅は22時を優に過ぎていました。
それを見越して今日は休暇をとっていたので、久々のブログ更新ができたというわけです。
朝は少しゆっくりして、この週末にやって来るらしいKenchen用の布団を干し
先日の3連休でも終わらなかった大物洗濯の続きをやり
これから土曜日午後のブックトークの予習を始めます。
19時スタートのスイミング教室へ出かけるまでの何時間かでどこまで読めるでしょうか。。。
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