金曜の帰宅時、ふと目に留まった風景が忘れられず
雨の合間に出かけてみた
ここはKaiapuaと私が “勤勉農家” と呼んでいる畑
画面が傾いているのはカメラの構えが甘かったせい
静かな静かな週末でした。
1週間の労働を終えた安堵感と少しのワインでほんわか良い気分になり
DVDで映画を見始めたものの睡魔に負けて
そのまま倒れこむように就寝。。。
朝寝と昼寝の合間に洗濯と掃除をちょっとだけ
セーターの最後の仕上げを終わらせ
古い映画とドキュメンタリー番組を見て
あちらの世界へ行ってしまった両親や友人を想い
あとはひたすら本を読んでいました。
古い映画というのはイングリッド・バーグマン主演の『追想』。
その昔、オーディオ・マニアだった叔父にもらったレコードに入っていた曲の一つが
この映画の主題歌をカバーしたものだったことを初めて知りました。
読み始めたのは『須賀敦子の手紙』です。
エッセイなどの作品とはまた違う、須賀さんの素の人となりを感じさせる
言葉や文字に引き込まれていきます。
読んでしまうのはもったいない…なんてケチくさい気持ちから
読まずに積んでいる本がありますが、それもちゃんと読もうと思います。
他の作品も改めてもう一度読みたくなってきました。
良い文章とは、読むたびに何かしら新鮮なものを感じられるものであり
自分自身を耕すための良い材料にもなるのですから。
自らを耕し、潤し、豊かに…なんて、今さらながらのことを思う静かな週末でした。
黒く濡れた古木の幹が桜色に映える