poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

冷たい雨だったけど

2017-03-26 23:51:25 | 日々録
濡れて深みを増した土の色
作物を覆うビニルシートの白さ
畑全体が生気を取り戻したかのよう



今日は静かな日曜日でした。
冷たい雨が降り続けているのをいいことに朝寝を楽しみ
少々の家事を片づけてセーターの仕上げに取りかかりました。

寒の戻りというのでしょうか
昨夜からの寒さはふるえ上がるほど。。。
一度でも春めいた暖かさを味わってしまった身体には
この寒さはこたえます。

でも、雨のおかげで空気が潤い、花粉の量も一挙に減って
過ごしやすい一日になりました。
畑の土もしっとり濡れて
発芽を待つ作物には最高のベッドになったことでしょう。

そろそろ眠りにつかなくてはいけない時間になりましたが
もう少し、あとちょっと…と、休日の余韻を引き伸ばしたい
日曜日深夜の Bocco です。
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たのくろ たのくろ

2017-03-20 23:23:00 | あれこれ
近隣に点在する畑ではすっかり作物がなくなり、耕された土がきれいに整えられています。
その様子に、うろ覚えのこんなフレーズを思い出しました。

たんぽぽ たんぽぽ 春の花
光うつして 金のいろ…

たのくろ たのくろ 春のどろ
光うつして 金のいろ…

おぼろげな記憶をたぐってみると、子どものころに読んだ創作童話の中で、こんな歌を歌っていたのはたぶんヒバリです。
暖かな日差しの中で、たんぽぽは黄金色に光り輝き、ヒバリは歌いながら空高く飛び春を告げている、
お百姓さん(農家の方などと言うべきなのでしょうか)は黙々と鍬を動かし、
田のクロも鍬も光を反射してキラキラと輝いている…そんな光景が脳裏に浮かんできます。

“たのくろ” とは “田の畔”、
畔(くろ)塗りとは、田んぼから水が漏れないように泥を塗り固める作業のこと。
田んぼのアゼは畦または畔でクロともいうのだそうで、
ついでに言うと、畔柳さんはアゼヤナギさんではなくクロヤナギさんだというわけが、これでわかりました。

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

畔ぬりの季節はもう少し先のことですが
金色に輝く春の日がやってくるのも、もう間もなくのことでしょう。
ふと気がつけば今日のBGMは軽快なウインナワルツを選んでいました。
Bocco の心持ちも徐々に春を求め、春に向かっているのかもしれません。
あ〜、“ひねもすのたり” していたい!!!……これこそが本音なのかも。
コメント (2)
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もっとナマケモノに!

2017-03-05 21:34:52 | 日々録
暖かく春めいた土曜日
銀座中央通りは、夕暮れ間近だというのになかなかの賑わいだった


南座・松竹座と関西での公演が続いていたT太夫サンが、
今月は歌舞伎座出演との知らせを受け、早速行ってきました。

映画や芝居を見ながら居眠りをすることは滅多にないBoccoですが
七五調の台詞回しが睡眠不足の耳に心地よく響き
途中何度も “うとうと” しては “こっくりこっくり”......。
何とも気持ちのよい歌舞伎見物となりました。

歌舞伎のあとはお茶とケーキでひと休み。
窓際のカウンター席から外を眺めながら
ここでもまったり、ぼんやり。。。
気の置けない友人との気楽なおしゃべりも久しぶりのことでした。

そして、せっかく銀座まで来ているのだから...と、とっとり・おかやま新橋館への寄り道を思いつき
懐かしい食材を入手して帰途についたのでした。
気ままに過ごしたおかげで幾分かは心身がほぐれたように思います。


お気に入りのケーキは “タンネちゃん”

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じっくり腰を据えて何かをする余裕を持てない時期に差し掛かりました。
そんな時だからこそ、のんびりと自分を空にする時間が大切なのだけれど
空っぽになることも難しいものです。
これからの約3か月、息切れしないようナマケモノになることを許容しようと思います。
すでに相当なナマケモノではあるのですが、
心身が硬直してしまってはつまらないですからね。。。
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