クラフトBocco

昨日スタートしたクラフト展。
これが・・・小さいけれど・・・私のコーナー“クラフトBocco”です。
“クラフトごっこ”と“日向ぼっこ”につながるような気がして、自己満足のネーミングをしてみたけれど、おやじギャグ系なのがちょっと・・・かなり悲しいかも

出品したのは・・・
　　♪ピンクッション　毛玉（１０点）　
　　♪腕　輪 Wristlet（２点）
　　♪宝物のお休み処　Accessory Rest（２点）
　　♪リネンのティーマット（３点）

腱鞘炎の悪化・・・大げさだけど、大きな病気やけがを経験したことのない私にはこういう言葉の響きに憧れるものが・・・というおまけ付きながら、製作の過程を十分楽しませてもらいました。
感謝・感謝・・・ともかく感謝。

実は、本日つまり２日目にして出品作の値段付け＆ネーミングが完了。
今夜は久しぶりにゆっくり眠れる・・・というのが本音で、頭の中はまだ混乱のまっただ中・・・

クラフト展間近

いよいよ今週末からクラフト展が始まります。
手首の故障で作業が少々遅れていますが、なんとか出品に漕ぎつけそうです。
今年はフェルトの作品が中心。
手編みが大好きでもう30年もつき合ってきた羊毛。今回は糸を編むのではなく、原毛をフェルトに加工する方法に初挑戦です。
編み物ならちょっとだけ“腕におぼえあり”の私ですが、技術が伴わないだけ素朴なものになるのではないかと思います。

でも、まだ完成ではな～い
あと３日の勝負です。
・・・というわけで、今日の写真は03年11月の野草展の作品のひとつ。
初めてワイアを使った時のもので、中でも一番手を焼いた作品です。
それだけに自分としては気に入ってて、自室に飾っています。

改めて、クラフト展のご案内です。
布を使った作品、陶芸作品、手作り万年筆、写真の他に和菓子を展示・即売します。
慶子先生をはじめ野草グループの面々を中心に出品者は８人。
プロもいれば、アマチュアもいます。
どうぞお出かけください。

　と　き：０６年２月２５日（土）～３月３日（金）
　　　　　１１：００～２０：００（最終日は１８時まで）
　ところ：花の店　野　草　イエツアオ
　　　　　文京区千石１－６－１７　TEL：０３－５３９５－０５４８
　　　　　都営地下鉄三田線千石駅下車
　　　　　・・・千石交差点から不忍通りを護国寺に向けて徒歩３分。左側です。

沖縄の海

前回の記事のコメントに書きましたが、腱鞘炎に見舞われ、不安を抱えながらトボトボと作業をしています。
クラフト展まであまり時間が残っていないことが重～くのしかかっています。
そんな気分を何とかしなくちゃ！・・・と、引っ張り出してきたのは久高島で撮影した写真。
この海の向こうにあるのがニライカナイ（沖縄でいう“あの世”というか、パラダイスみたいなところかな？）だそうです。
それにしても自然の造形のすごさ！！！
人為ではとてもこんな迫力は出せません。

久高島といえば、先日、岡本太郎の写真展をみてきました。
すばらしい数々の作品の中でも、60年代の初めに撮影されたあるおばあさん（久高ノロ）の姿が実に魅力的です。
厳しい自然環境の中で暮らしを重ね、年齢を重ね、顔には深いシワが刻まれたその姿に、人間の尊厳・・・どうも言葉にすると薄っぺらになってしまう・・・とでもいうべき静かなパワーを感じます。
人は誰でもそういう重みをもって生まれ、生きて、死んでいくということを改めて強く感じます。
時間がない、疲れた・・・と、他愛もないことに弱音を吐いている自分は、やっぱりまだまだ甘い！・・・の一語に尽きます。
謙虚であらねばならぬ・・・と思います。

ようやく始動です

でっかい毛玉・・・この土日でできたのはこれだけ
しかも、これで完成ではなくって、これにもうひと手間かけようと目論んでいるわけデス。
数もまだまだ足りないし・・・ねえ。

実はこの毛玉、ガチョウの玉子くらいのサイズ。
それでも１個作るのに１時間から１時間半ほどかかるんです。
小さくちぎった原毛に薄めた洗剤を吹きかけ、熱いお湯に漬けながら手のひらや指を使って形作っていきます。

やきものや石ころ、大きな木の幹など、手のひらで触るのが大好きな私は、今回もその感触を楽しみながらの作業。
あせらずくさらず、明日からの１週間は、１日１個を目標に励みたいと思います。

この毛玉が何になるかは、クラフト展までナイショってことにしておきましょう。