poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

ふたたび赤…晩秋

2014-11-29 22:52:38 | photoろぐ
先週末の鳥取は紅葉まっさかり。
実家の玄関先の楓は、2年前よりもさらに赤く燃え立っていました。
3週間前にはまだこんな様子だったというのに。。。



今回は飛行機ではなく、鉄道を使っての帰省でした。
鳥取に近づくにつれて、オレンジ色の花が咲く木があっちにもこっちにも!
よーく見ると、花ではなくたわわに実った柿の実です。

山々は、秋を彩る綾錦の衣装をまとい
東京での日常ではなかなか出会えない光景を堪能しました。

高校を卒業するまでは毎年この綾錦を目にしていたはずなのに
そんな感動の記憶はまったく残っていません。
いったい自分は何を見て暮らしていたのだろう...とがっかりするやら、あきれるやら。。

何十年ぶりかで出会った晩秋の故郷に、室生犀星の詩を重ね合わせました。

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて 異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや


十代の終わりの頃、こんな詩を小さなノートに書き写していたのを思い出しました。
これも室生犀星の詩でしたね。

銀の時計をうしなへる
こころかなしや
ちよろちよろ川の橋の上
欄(てすり)にもたれて唏(な)いてをり

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赤...晩秋

2014-11-16 16:28:28 | photoろぐ
2週間ほど前に通りかかった某所の風景
鮮烈で深い赤と緑のコントラストに
ふと呼び止められたような気がした
おそらく数日後には再びこの場所に行くことになる
11月下旬...山陰の冬のはじまり
どんな赤に変貌しているだろうか


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ごほうび

2014-04-01 16:02:01 | photoろぐ
桜満開の午後
予定より大幅に早く用事が終わった
せっかく都心に来たのだからと
神宮前でバスを降り
南青山まで足を伸ばした

思えば、4カ月ぶりの街散歩
遭遇してしまった一つの大きな問題が
終息を迎えようとしている

あと一手
ここに至って気を抜かず
肩の力を抜いて
最後の正念場に臨みたい

::::::::::::

フラリと立ち寄ったとっておきのカフェ
極上のタルトタタンにありつく
今年もシーズンを逃してしまったと諦めていたのに
思いがけないめぐり合わせは unexpected good luck
こうして自分が今ここに在ることに改めて感謝


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雪です…粉雪です…吹雪です

2014-02-08 20:26:57 | photoろぐ
十数年※ぶりの大雪だという。
昨日の仕事帰りに都知事選の期日前投票を済ませ、
私もこの土日は自宅に立てこもる心づもりをしていた。
そのあと立ち寄った大型スーパーで、びっくり!
肉売り場と野菜売り場の棚にほとんど品物がなくなっていたのだ!

大げさとも言える報道に、過剰に反応した善良なる市民たち。
40年前のオイルショックのときにはトイレットペーパーや洗剤が消えたが
この度は生鮮食料品が消えた。
これも生活を守るということなのだからと言えば、そうなのかも知れないが。。。

どうしたものかと食料品売り場を見回し、思い出したのは
2011年3月12日の同じ場所での光景。
あの地震の翌日、ようやく動き出した電車で帰宅する途中で
当座の食糧を調達しようと大型スーパーに立ち寄ったときの様子だった。
あのときと同じような空気の中で私は立ちすくんだ。

災害に弱い都市機能…私たちが暮らすこの社会がいかに脆弱なものかを
改めて思った。
※追記:翌日の報道によると “30年ぶり” の積雪量だったそうです。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

予定通り自宅に引きこもって過ごした土曜日の夕方近く、
雪の積もり具合はいかがなものかと玄関ドアを開けた私の目に
こんなものが飛び込んできて、思わず “あらっ!” と小さく叫んだ。
そして、うれしくなった。
通路の大半が雪に覆われていたのも驚きだけれど
その上にこんなかわいらしい “あしあと” が残っていたのだ。

ヒヨドリだろうか。。。
冷たさにあわてて飛び立っていったのではないかとも思われる小さな足跡。
私たちにはまさかの大雪だけれど、彼らはどうなんだろう。
この大雪は想定外の出来事だったのか、それとも、そんなこともあるさ!…なのか。
どちらにせよ、小さな生き物の営みに敬意を抱かずにはいられない。

きれいに降り積もった雪だけれど、
月曜の出勤に備えて、明日は雪かきをしよう。

コメント (2)
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a shadow picture

2013-11-29 21:21:25 | photoろぐ

複数の灯りが作り出した影絵の世界

偶然の産物に目を奪われ、本を読むことも忘れて

しばらく遊んでしまった

金曜の夜、図書館での出来事

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