暴風雨のピーク直前、10月12日20時20分ごろ
窓越しに外の様子を探る
風向きは建物とほぼ平行。それが幸いして、窓ガラスが割れる脅威もなくやり過ごした
窓越しに外の様子を探る
風向きは建物とほぼ平行。それが幸いして、窓ガラスが割れる脅威もなくやり過ごした
過去最大規模の台風が猛威を振るい、各地に大きな被害を残して飛び去って行きました。
昨年の21号の記憶が生々しく残る中、15号がもたらした災禍から回復しきれぬままとはいえ
この度も「自己防衛」を求める声が喧しく、耳を覆いたくなるほど。。。
災害に備えることの大切さは重々承知。
幼い子どもやお年寄りをはじめ災害弱者を抱える家庭では尚更切実な問題だと思います。
けれど、我も我もと飲料水や食料、電池、燃料等々を求めてスーパー、コンビニ、あるいはガソリンスタンドに殺到し行列する姿には、何かそら恐ろしいものを感じるのです。
過剰な情報に踊らされているのではないか。。。
膨大ともいえる様々な情報の中から、本当に必要な情報を自ら選び取って判断する力を身につけ養うことが、私たち一人ひとりにいよいよ求められているのではないか。。。
ラジオの台風情報を聴き、スマホの防災ナビでチェックしながら、こんなことを考えた土曜日でした。
さて、一夜明ければかんかん照りで、まさに台風一過の日本晴れ…この言葉を覚えたのははるか昔、小学校低学年の運動会の日のことでした。。
激しい雷雨の翌日に訪れるスッコーンとした梅雨明けも、台風一過の日本晴れも、もはや存在しないと思えるほど、かつての常識が通用しない昨今の気象事情です。
巨大台風の置き土産とも言える今日の “台風一過の日本晴れ” でしたが、近年の巨大台風やいつの間にか明けていた梅雨…などといった現象が地球温暖化に起因するのなら、実に皮肉な成り行きです。