poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

おひとりさま遊びセット

2011-08-30 21:28:34 | 日々録
8月27日、ついに川田悦子著『龍平とともに』を読了。
「もし気が向いたら読んでみて。いつでもいいから」と、友人が貸してくれた本です。
一旦読み始めてみたものの、問題の重さ、そして川田悦子さんという人のひた向きで、正直で、まっすぐな生き方に圧倒されて先に進めなかったのでした。
あれから数年。。。
ところが、10日ほど前のある日、ふと思い出して再び読み始めてみたら、意外にすうっと入ることができたのです。
だらりんとその日暮らしをしている自分に活を入れなさい…ということと受け止めました。

さて、いよいよフェルマーさんの登場です。
これも数年放置していたもの。
仕事がある日…つまり月-金はなかなか先に進めないのですが、
数学に強い人はそれなりに…数学に強くない人もそれなりに…
読めるような構成になっているので、案外大丈夫みたいです。。。

2冊重なっている本の上のほうが『フェルマーの最終定理』。
下にあるのは沖潤子さんの『poesy』。
手近にあった紙袋を解体して、ブックカバーにしました。
たかが紙を折るだけの作業なんだけど、手を使ってものを作ることって
ほんとうに楽しい。
体と心がよろこんでるんだなぁ。。。

右の黒いかたまりは、長年使ってすっかり色あせ、
とうとう裂けてしまったインド布の首巻き…夏仕様です。
あっさり処分することができずに、なんとか再生させたいと思いながら
すでに2年になろうとしています。
沖さんの作品集に触発されて、赤い糸で修理してみようと思いつきました。

雑事の合間、こんな一人遊びセットをそろえてニンマリ…の休日でした^^。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

P o e s y

2011-08-22 01:02:30 | 私のお気に入り
8月20日はBoccoの誕生日でした。

いつもと変わらない夕食の後、Kaiapuaが調達してきた
イノダコーヒー店のラムロックと黒糖ロールでティータイム~ぅ!
そのとき、ちょっと待ってね…と登場したのがこの包み。



やった~っ! 中身はこちらの・・・ペンケースでした。
使い勝手のいい小さめの “ふでばこ” がほしいよ~と思っていたのです。
でも、これでなくちゃ!…と思えるようなものに出会えないままに数ヵ月が過ぎていました。
何よりのプレゼントをアリガトウ。

ワックスコーティングされてるので、今は白っぽくこんな色に見えます。
使っていくうちにワックスがはがれ、深いココア色になっていくのでしょう。
Boccoは、天然繊維と木と石っころと皮革にめっぽう弱いヤツ。
いい味を出してもらうには、上手につき合わなくてはね。
これはたぶん、一生ものです。ウレシイナァ。。。

そして、自分から自分へのプレゼントは、woky shoten 沖 潤子さんのPoesy
団子坂に出かけたついでに、千駄木の往来堂書店さんに足を伸ばして入手してきました。
中身は言うに及ばず、ていねいに手作業で製本されたステキな本です。
だいじにだいじに味わいたいと思います。

もう一つおまけに 『日本語の作文技術』 本多勝一著…も手に入れました。
もしもし、でもね、その前にフェルマーさんが控えてるってこと、忘れないでね。。。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェルマーの定理

2011-08-17 22:32:48 | あれこれ
本日のグーグルのトップページはこの画像。
あら、かわいい!…と思ったら、フェルマーさんのお誕生日なんだそうです。
もっと正確に言うと、フェルマーさんのお誕生日には、
代表的なものとして8月17日説と8月20日説があるらしく、
本当のところはわからないというのが真相。
生まれた年も、1601、1607、1608年と諸説フンプンなわけです。

フェルマーといえば、サイモン・シン著『フェルマーの最終定理』
たまには数学関係の本でも読んでみるか…と入手はしたものの
手つかずのままX年が経過…これは数学の専門書ではないのだけどね。

フェルマーさんの本職は法律家で、
実は、アマチュア数学者として数々の理論を打ち立てた人なのだとか。
すごい人って、いるものなのね!…と思う反面、
この世に平等なんてありはしないね…と、ニヒルになってしまうBoccoなのでした。
凡人の気楽さは何ものにも替えがたいとは思うけど…ね。

お盆休みも終わり、Kenchenも自分の根拠地に戻っていったし
Kaiapuaもどうやら繁忙の時期を脱したところ。
次に読む本は、やっぱり『フェルマーの最終定理』かなと、
そんな気持ちになっています。

し、しかし、読んで理解できるのだろうか。。。
Boccoの頭の中は、算数的なところあるけど、
決して数学的ではないのよね。。。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さもピークかな?

2011-08-13 15:58:08 | 日々録
          (南禅寺・天授庵にて撮影)


今年のお盆は、うまい具合に…かどうかはわからないけど…週末に重なりましたねぇ。
昨晩、Kenchenが仙台から帰省…なのかな、やっぱり。。。
3ヵ月ぶりに3名がそろいました。

とはいえ、若い者はそれぞれの目的で外出。
Boccoは、もっぱら家で洗濯ばあさんしています。

その合間に、京都・ぎぼしの塩昆布と熱~い緑茶でお茶漬け…う~ウマイ。。。
山椒の実がピリリときいた昆布の風味って最高だね~。



こちらはぎをん 梅の井でいただいた “うざく” 。
ハイ、まことにおいしゅうございましたよ。。
それを思い出して生唾ごっくん…なんて、落語みたいなことをやっているわけではありません。

暑いけれど、一人の~んびりする休日はひさしぶりな気がするのです。
先週は土曜出勤だったし、猛暑の中、よくぞバテずに過ごせたもの。。。

午後になって少し日が翳り、わずかながら風が通り始めました。
蝉しぐれもにぎやかです。
ほど良く夕立になればいいんだけど。。。


昨年にも増して暑さ厳しき折柄、
どなた様もご自愛なさいますよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

So long, Mr.ピーク

2011-08-01 22:35:07 | ひとり言
                       〈 73年 “Hattrick” アルバムカバーから〉

久しぶりにAmericaのオフィシャルサイトを見に行って、本当にびっくり!
1週間ほど前に、オリジナルメンバーのDan Peek が亡くなり、
DeweyとGerryのそれぞれの追悼の言葉が掲載されていたのです。
まだ60歳の早すぎる死でした。
Danのウェブサイトには「2011年7月24日、Danは天国に旅立ちました」とあるのみです。

Danがメンバーとして参加していたのは、デビューの’72年から’77年にかけてのことであり、
その間にオリジナルメンバーの3人で、8枚のアルバムをリリースしています。

グループ離脱後、DanはCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)の世界で
ソロ活動を続け、Gerry と Dewyも America として活動を続けて現在に至っています。

Danの急死によって、3人が再び America として一緒に演奏…というBoccoのささやかな夢は、
残念ながら果たされないことになってしまいした。

けれど、America のサウンドは Danの存在なくしてはあり得ません。
“Don't Cross the River” “California Revisited” “Lonely People” をはじめとする彼が残した名曲の数々、そして、当時、日本だけでリリースされた “Simple Life” 。。。
“Simple Life” …某アパレル企業のCMのために作られた曲だということを、以前、何かの折に書いたかと思います…も大好きな曲でした。

実は “An American Band -The America Story” というDanの著書も、数年前に読みました。
Danのオフィスから取り寄せたもので、“Enjoy the ride! Arigato!”と、直筆サインが入っています。
彼らの最初のヒット曲 “A Horse With No Name” に掛けた言葉だったのですね。
幼少時のある時期、Danは九州かどこかに住んでいたことがあったようです。


左から Dan、Dewey、Gerry。
ちょっと傾いてます。。。

個性豊かなメンバーの中でも、とりわけ繊細で器用だったDan。
…生き方は必ずしも器用だったとはいえないかもしれないけれど。。。
心よりご冥福をお祈りいたします。

追伸:永遠の別れじゃないから So long です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする