カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

泉岳寺「英国風カレー SUNLINE(サンライン)」

2007-03-14 | 港区
今日は泉岳寺にある「SUNLINE(サンライン)」というお店を紹介します。
場所は泉岳寺の駅から明治通り方面に坂をぐいぐい上がって行き、15分ほど行った左手にあります。



この正直鄙びた住宅街に、いきなり英国風の建物が現れます。
さて、看板によく目を凝らしてみると・・・



「お水はいっさい出しません」
なんすか、これ??
とても気になりますね。
とりあえず入ってみましょう。

店内はカウンターのみの10席。
お昼時だというのに、お客さんは僕のみ。
大丈夫なんでしょうかw?
中では、おかみさんが一人でカレーを仕込んでいます。



さて、こちらにはメニューはありません。
席に座るとおかみさんから、「うちはカレー1種類だけですよ。」といわれます。
そう、ここのメニューは「ビーフカレー(1500円)1種類のみ
この潔さがすがすがしいですね。

カウンターには、こんなものが置かれています。



「カレー心得」
ミツオちっくwな文字が並んでいますが、
なかなか硬派なことが書いてます。
とりあえず、この文面から読み取れるのは
”カレーは辛いけど、水は出しませんよ”ってことですねw。

さて、待つこと5分。カレーがやってきました。



えーと・・・。
これ「ビーフカレー」なんですよね??
全く具らしきものは見当たりませんが・・。
とりあえずいただいてみますか。



まず、ルーを一口。
直球的なチリの辛さがまずやってきます。
うーん、かなり辛口ですねこれは。
とろみは全くなく、サラサラです。
同じ系統で例えるなら、うどんの豆と同レベルってとこですか。
うお~、辛いです!
が、慣れてくると水を飲まなくてもいけそうな感じがしてきます。
おいしいですね!



ライスは麦七分のかなり固めの仕上がり。
スープ上のルーとよく合ってます。
親和性はかなり高いですね。

まあ、ビーフカレーかといわれれば、ちょっと違う気もしますがw
コクは確かに感じるのですが、若干薄めに感じますし。
まあ、英国風というと”欧風”を想像しますが、
それとは全く真逆の位置にありますww。

ちなみに、このお店は創業30年ほどになるそうです。
今でこそスープカレーは一般的になっていますが、
その当時としては、相当珍しかったのでしょう。
確かにこういうスタイルのカレーは珍しいのですが、
若干CPが悪すぎる気がします。
これで1500円ってのはちょっと・・・。

僕的には断然「うどん」のスープカレーをオススメ致しますが、
まあお近くにお立ち寄りの際は、試してみてもいいんじゃないでしょうか。
これはもはや修行と言えるでしょうww
辛口が平気な方は、全然イケると思います。


【お店情報】

「英国風カレー SUNLINE(サンライン)」

住所:東京都港区高輪1-5-15

電話:03-3441-0170

営業時間:11:30~14:00 18:00~23:50

定休日:日・祝