今日は銀座の「蜂の家」というお店を紹介します。
場所は東銀座の駅を降りて、歌舞伎座の角を曲がり50mほど行った左手の地下にあります。
歌舞伎座のちょうど真裏の位置ですね。

こちらは、2007年1月に出来たばかりのニューオープンのお店。
が、本店は長崎にあるらしく、そちらはなんと1951(昭和26)年創業。
すでにオープンしてから半世紀以上が経過しています。
「中村屋」や「デリー」といい勝負ですね。

戦後間もない頃、バターや砂糖、小麦粉などは大変貴重な存在だったのですが、
佐世保には米軍基地があったため、食材は比較的手に入りやすかったらしいです。
そういった経緯でこのお店は生まれ、今でも長崎の人に愛され続けているらしいですね。
では、早速行ってみましょう!

店内は細長いコの字型のカウンターのみ。
席数は10席ほどでしょうか。
こじんまりとしていますが、白壁が開放感があっていいですね。
おしゃれなカフェのようです。
さて、メニューはこちら。

「ビーフカレー」、「チキンカレー」、「野菜カレー」、「ハヤシライス」。
うーん。
まあ、このお店の定番ということで「ビーフカレー(700円)」を注文。
さて、待つこと3分。カレーがやってきました。

見た目はまさに「ザ・カレー」って感じです。
いわゆる日本のスタンダードってやつですね。
ルーはとろみのある、基本的な洋食屋さんのカレースタイル。
ルーの中には、2cm大の角切りの牛肉が2切れ。

それではいただいてみますか。

まず一口目に感じるのは、チャツネのコクと甘さ。
いや、これかなり甘いですよ。
辛さは4段階のうちの3段階なんですが、全く辛さを感じません。
典型的な昔の洋食カレーですね。
「松本楼」とか「ヨシカミ」とかにかなり近いものがあります。
ビーフの濃厚なダシに、チャツネのコクが混ざり合って
でも、あまりもたれた感じはありません。
牛肉もよく煮込まれていて、しっかり味が染み込んでいます。
おいしいですね!!
で、この甘さを僕なりに考察してみたのですが、
長崎では昔からご馳走は”甘い”らしいです。
つまり、裏を返せば”甘くなければご馳走じゃない”ということです。
(これはホントです。)
なので、皿うどんとかも長崎で食べると大変甘いので
地元の方はウスターソースを入れて食しているとのこと。
戦後すぐに産声を上げたこのお店。
その当時、こちらのカレーをいただくという行為は、
まさにハレの日のご馳走だったのでしょう。
それが、この甘さに裏打ちされている気がします。
スパイシーなカレーが好きな方には、こちらのカレーは不向きでしょうが、
辛いのが苦手な方や、ご年配の方にはウケがいいと思います。
まあ、歌舞伎座の裏というご年配の方の多いベストスポットにお店を構える辺りが
きっちり客層を読み切っているなという感じですね。
まあ、辛いものが苦手な方はお近くにお立ち寄りの際にどうぞ。
日本の古き良きカレーがいただけますよ。
ちなみに、こちらのお店のもうひとつの名物は「シュークリーム」らしいです。
(これは佐世保本店にしか売ってませんが)
やっぱ、甘いんですねww。
【お店情報】
「長崎カレー 蜂の家銀座本店」
住所:東京都中央区銀座4-12-7 B1
電話:03-3547-0810
営業時間:11:00~21:00(LO.20:30)
定休日:無休
場所は東銀座の駅を降りて、歌舞伎座の角を曲がり50mほど行った左手の地下にあります。
歌舞伎座のちょうど真裏の位置ですね。

こちらは、2007年1月に出来たばかりのニューオープンのお店。
が、本店は長崎にあるらしく、そちらはなんと1951(昭和26)年創業。
すでにオープンしてから半世紀以上が経過しています。
「中村屋」や「デリー」といい勝負ですね。

戦後間もない頃、バターや砂糖、小麦粉などは大変貴重な存在だったのですが、
佐世保には米軍基地があったため、食材は比較的手に入りやすかったらしいです。
そういった経緯でこのお店は生まれ、今でも長崎の人に愛され続けているらしいですね。
では、早速行ってみましょう!

店内は細長いコの字型のカウンターのみ。
席数は10席ほどでしょうか。
こじんまりとしていますが、白壁が開放感があっていいですね。
おしゃれなカフェのようです。
さて、メニューはこちら。

「ビーフカレー」、「チキンカレー」、「野菜カレー」、「ハヤシライス」。
うーん。
まあ、このお店の定番ということで「ビーフカレー(700円)」を注文。
さて、待つこと3分。カレーがやってきました。

見た目はまさに「ザ・カレー」って感じです。
いわゆる日本のスタンダードってやつですね。
ルーはとろみのある、基本的な洋食屋さんのカレースタイル。
ルーの中には、2cm大の角切りの牛肉が2切れ。

それではいただいてみますか。

まず一口目に感じるのは、チャツネのコクと甘さ。
いや、これかなり甘いですよ。
辛さは4段階のうちの3段階なんですが、全く辛さを感じません。
典型的な昔の洋食カレーですね。
「松本楼」とか「ヨシカミ」とかにかなり近いものがあります。
ビーフの濃厚なダシに、チャツネのコクが混ざり合って
でも、あまりもたれた感じはありません。
牛肉もよく煮込まれていて、しっかり味が染み込んでいます。
おいしいですね!!
で、この甘さを僕なりに考察してみたのですが、
長崎では昔からご馳走は”甘い”らしいです。
つまり、裏を返せば”甘くなければご馳走じゃない”ということです。
(これはホントです。)
なので、皿うどんとかも長崎で食べると大変甘いので
地元の方はウスターソースを入れて食しているとのこと。
戦後すぐに産声を上げたこのお店。
その当時、こちらのカレーをいただくという行為は、
まさにハレの日のご馳走だったのでしょう。
それが、この甘さに裏打ちされている気がします。
スパイシーなカレーが好きな方には、こちらのカレーは不向きでしょうが、
辛いのが苦手な方や、ご年配の方にはウケがいいと思います。
まあ、歌舞伎座の裏というご年配の方の多いベストスポットにお店を構える辺りが
きっちり客層を読み切っているなという感じですね。
まあ、辛いものが苦手な方はお近くにお立ち寄りの際にどうぞ。
日本の古き良きカレーがいただけますよ。
ちなみに、こちらのお店のもうひとつの名物は「シュークリーム」らしいです。
(これは佐世保本店にしか売ってませんが)
やっぱ、甘いんですねww。
【お店情報】
「長崎カレー 蜂の家銀座本店」
住所:東京都中央区銀座4-12-7 B1
電話:03-3547-0810
営業時間:11:00~21:00(LO.20:30)
定休日:無休