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ヤマハタザオ・1~奥高尾

 奥高尾“日影林道”で見掛けた「ヤマハタザオ(山旗竿)」。アブラナ科ヤマハタザオ属の越年草で草丈は50~60センチ。北海道~九州の山野の陽当たりの良い場所に生育する。花弁の長さは6~7ミリでアブラナ科らしい十字花になる。良く似たハタザオはハタザオ属で果実の種子が2列になり本種は1列になる。またハタザオの花はわずかにクリーム色掛かるが本種は純白になる。関東地方は今日梅雨入りした。
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ベニバナヤマシャクヤク・5~奥高尾

 ボタン科ボタン属の「ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)」。高尾山系では何ヶ所かで見られるが個体数は極めて少ない。この日は大垂水峠付近で開花を確認したが、別の場所では既に花弁が落ちていた。そこでは一週間前に小さな蕾を確認しており開花はおそらくこの日だろうと思っていたが予想が外れた。写真の株の開花はもう少し先だろうと思っていたがまさにこの日がベスト。翌日には花弁が散り始める気配だ。これは奥高尾“小仏城山東尾根”のもの。
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コウボウ・1~大塚公園

 イネ科ハルガヤ属の「コウボウ(香茅)」。北海道~九州の野原や空き地に普通に生える多年草で花期は4~6月。和名は香気のある茅(かや)という意味だが香りは感じなかった。乾燥すると香るらしい。草丈は40~50センチで花序の枝の先に小穂を下向きに付ける。これは大塚公園外周の道端のもの。
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