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トウコマツナギ

 下小山田町の東京国際ゴルフ倶楽部付近の坂道を自転車で風を切りながら気持ち良く下っている時に一瞬視界に入った林縁の赤い花。その時はブレーキを掛けられずそのまま一気に下ってしまったが、何の花だったかが気になり予定のコースを変更して同じ道を戻ることにした。今度はペダルをしっかり踏みながら登り坂を進み見つけたのが枝をずいぶん高いところまで伸ばしていた「トウコマツナギ(唐駒繋)」。マメ科コマツナギ属の落葉低木で中国原産。小高木状に高さ3~4メートルになるものもあり「キダチコマツナギ(木立駒繋)」の名前もある。
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ウツボグサ・1~谷戸

 町田市の谷戸の野道で咲き始めた「ウツボグサ(靫草)」。シソ科ウツボグサ属の多年草で草丈は15~20センチ。初夏に花穂に唇形花を多数咲かせる。この花穂の様子を矢を入れるうつぼに見立てている。夏の終わり頃には花穂が茶色くなるので「カゴソウ(夏枯草)」とも呼ばれる。この花穂を採取して乾燥させたものが生薬の“夏枯草”で利尿の薬効がある。
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カサゴケモドキ

 奥高尾“逆沢作業道”の道端に生育している「カサゴケモドキ(傘蘚擬)」。ハリガネゴケ科カサゴケ属の蘚苔類で日陰の湿った場所を好む。同属のカサゴケは日本海側の多雪地帯に分布するのでこれはカサゴケモドキと判断した。半透明の緑色の葉が重なり合って美しい。
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