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コクラン・4~絹の道

 鑓水“絹の道”で咲き始めた「コクラン(黒蘭)」。ラン科クモキリソウ属の多年草で関東地方以南の林内に生育している。6~7月に20~30センチの花茎を伸ばし暗紫色の花を総状に付ける。ひとつの花は幅1センチほどで唇弁は反曲している。夏の花期では薄暗い雑木林の中で他の草に紛れて目立たないが、常緑の葉は冬でも残っていて冬枯れの明るい雑木林では見つけ易い。
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ムクロジ・3~花序

 ムクロジ科ムクロジ属の「ムクロジ(無患子)」。当地では数ヶ所で見られるがいずれも高木で花を間近で見ることができなかった。ここでは手を伸ばせばカメラを花に寄せられやっとマクロで撮ることができた。花序はほとんどが雄花でひとつの花の直径は4~5ミリ。8~10本の雄蕊が目立っている。雌雄同株でこの中に雌花もいくつか見える。
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ミッキーマウスノキ・6~若い果実

 オクナ科オクナ属の「ミッキーマウスノキ」。熱帯アフリカ原産の常緑低木だがここ長池公園“自然館”の中庭で育てられている。今年は花芽からミッキーマウスと呼ばれる姿までの経過を観察している。写真は若い果実で直径はまだ4~5ミリ。緑色だった萼片は赤くなり始めている。
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