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ムクロジ・2~雌花

 ムクロジ科ムクロジ属の「ムクロジ(無患子)」。新潟県、茨城県以西に生育する落葉高木で樹高は20メートルを超えるほどになる。雌雄同株で6月頃に枝先に20~30センチの円錐花序を出し直径4~5ミリの淡黄色の小さな花を多数咲かせる。花序の花はほとんどが雄花で花粉を出した後は落花する。写真は雌花で真ん中に雌蕊とやや膨らんだ子房があり短い雄蕊が見える。まだ蕾のものは雄花で雌性先熟と思われる。これは相模原市緑区の境川沿いのもの。
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ニガキ・2~若い果実

 裏高尾“小仏川”沿いの林縁に生育している「ニガキ(苦木)」。ニガキ科ニガキ属の落葉高木で雌雄異株。4~5月に葉腋から集散花序を出し黄緑色の花を多数咲かせる。写真は若い果実で直径5~6ミリ。秋に緑黒色に熟す
 さてこれまで3回のワクチン接種では、副反応は接種部位の痛みと翌日午前中の倦怠感程度で済んでいたが、今回は初めての発熱。朝微熱だったものが午前中に38℃まで上がった。発熱や悪寒などの副反応は若い人に出易いとの報告があるが、私の身体の中で頑張って抗体が作られているのだろう。これは良いことだと理解しよう。さすがに出掛けるわけにはいかず、今日はおとなしく寝ている。
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ニワナナカマド・1~開花

 中山地区の道端で見られる「ニワナナカマド(庭七竈)」。バラ科ホザキナナカマド属の落葉低木で、6~7月に枝先に円錐花序を出し白い花を多数咲かせる。ひとつの花の直径は6~7ミリで花弁は5枚あり、花弁より長い雄蕊が目立つ。中国原産で庭木や公園樹として利用されている。ちなみに北海道や東北地方で多く見られるナナカマドはナナカマド属で違う仲間。
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