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オニノヤガラ・5~開花1

 小宮公園の“おながの小道”や“さんこうちょうの小道”で見られる「オニノヤガラ(鬼之矢柄)」。ラン科オニノヤガラ属の多年草で自身では葉緑素を持たずナラタケ属の菌糸と共生する菌従属栄養植物。草丈は60~70センチで長さ2~3センチの花を総状に多数咲かせる。花はラン科独特の構造をしているが背萼片1枚と側萼片2枚が合着して壺状になり中に2枚の側花弁と1枚の唇弁がある。合わせて花被片は6枚で計算は合う。
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タチドコロ・3~開花

 奥高尾“一丁平”付近の登山道脇で蔓を伸ばしている「タチドコロ(立野老)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で雌雄異株。茎は初めに直立することで名付けられているが後につる状になって周囲の植物に絡みつく。写真は雄花で直径は3~4ミリ。花被片は6枚で3本の雄蕊と3本の仮雄蕊がある。
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アイイロニワゼキショウ・2~長池公園1

 長池公園“姿池”の畔で毎年姿を見せる「アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)」。アヤメ科ニワゼキショウ属の多年草で北アメリカ原産。その花色から「ルリニワゼキショウ(瑠璃庭石菖)」とも呼ばれている。花期は5~6月で直径は1.5センチほど。花被片は6枚で先端は細くなり糸状になる。この畔では数年前は見つけるのが大変だったが年々増えて今は大きく拡がっている。
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