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フイリイナモリソウ・2~奥高尾2

 アカネ科イナモリソウ属の「フイリイナモリソウ(斑入り稲森草)」。通常のイナモリソウに対して葉に斑が入る品種で牧野富太郎博士が高尾山で最初に発見し大正15年(1926年)の『植物研究雑誌』に発表した。イナモリソウには花弁が細くなるホシザキイナモリソウがあるがフイリイナモリソウにも“星咲き”がある。これは奥高尾のもの。
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サンカクヅル・3~開花

 高尾山の登山道で見られる「サンカクヅル(三角蔓)」。ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本で本州~九州の山地に生育している。葉身は5~9センチで三角形になることからその名がある。花期は5~6月で長さ10センチほどの円錐花序を出し直径2~3ミリの小さな花を多数咲かせる。花弁は子房を包むように付いていて雄蕊が開くと帽子を脱ぐように花弁が取れる。写真では取れた花弁が雄蕊に引っ掛かっている。
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ウメガサソウ・3~高尾山冨士道

 高尾山“冨士道”で見掛けた「ウメガサソウ(梅笠草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウの常緑小低木で薄暗い林床に生育している。背丈はわずか6~7センチで“草”の名前が付くが茎は木質化し葉は真冬でも常緑になる。5~6月に直径1センチほどの下向きの花を咲かせる。
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