元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ベニバナヤマシャクヤク・4~大垂水峠
南高尾“大垂水峠”付近の林内に咲く「ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)」。ボタン科ボタン属の多年草で北海道~九州の山地の明るい広葉樹林下に生育する。草丈は40~50センチで初夏に茎頂に直径4~5センチの花をひとつ付ける。個体数は少なくまた開花してから散るまでわずか3~4日なので開花に遭遇するのはなかなか難しい。環境省レッドリストの絶滅危惧種であり自生地では残念ながら盗掘も発生している。ベニバナヤマシャクヤクとヤマシャクヤクの違いは花色だけではない。ベニバナヤマシャクヤクの雌蕊の柱頭はクルリと巻き込むがヤマシャクヤクはやや曲がる程度になる。
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