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イイギリ・8~完売

 ヤナギ科(←イイギリ科)イイギリ属の「イイギリ(飯桐)」。5月頃に円錐花序を出して淡黄色の花を咲かせ果実は秋に赤く稔る。果実は野鳥には人気が無いようで冬の間長く枝に残っていることが多いが、他の美味しい果実が食べ尽くされた後は、イイギリの果実も漸く食べられるようになる。ここでは一粒も残っておらず"完売”状態だった。
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野鳥・81~モズ雄2

 長池公園“自然館”前を縄張りにしている「モズ(百舌鳥・鵙)」。モズ科モズ属の留鳥で平地や低山の林縁や河川に生息している。体長は20センチほどで嘴はタカのように鋭いカギ型をしており、昆虫やカエルの他に小鳥なども捕らえる。写真はオスの個体で黒い過眼線は長く後頭部まで続いている。
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メギ・4~冬芽

 メギ科メギ属の「メギ(目木)」。東北地方南部から九州地方の山野に分布する落葉低木で春に黄色い花を下向きに咲かせる。その名前は茎や根を煎じて洗眼薬に利用されていたことに由来する。冬芽は茎と鋭いトゲの間にあり、何となくオジサンの顔に見えた。
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野鳥・80~ジョウビタキ雄2

 ヒタキ科ジョウビタキ属の「ジョウビタキ(尉鶲)」。冬に大陸から日本各地に飛来する冬鳥(渡り鳥)で平地や低山の明るい林に生息している。警戒心はさほど強くなくゆっくり近づけば撮影に応じてくれるので“俄かバードウォッチャー”としては有り難い。これは片倉城跡公園“本丸広場”の林縁のもの。
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クリ

 ブナ科クリ属の「クリ(栗)」。日本各地の山野に分布し栽培種も多く育てられている。山野に自生する原種は"シバグリ(柴栗)”や“ヤマグリ(山栗)”と呼ばれるが、写真は栗林なので栽培品種だろう。その冬芽は丸みのある三角形で3~4枚の芽鱗に包まれている。葉痕は半円形で維管束痕は7~8個見える。
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ヤマジノギク

 東京都薬用植物園で育てられている「ヤマジノギク(山路野菊)」。キク科ハマベノギク属の越年草~二年草で中部地方以西に分布している。草丈は30~50センチで頭花の直径は3.5~4センチ。ヤマジノギクは貧栄養地で草木が繁らず自然草地が残っているような限られた場所に生育しており個体数も限られている。案内板によると、この花は大分県農林水産研究指導センター花卉研究所で50年以上前から品種改良を重ねて開発された種で10月上旬~12月に全国に切り花として出荷されている。ここでは展示用として特別に譲渡されたものを栽培している。
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野鳥・79~イソヒヨドリ2

 東京都立大学南側の街路樹のクスノキに止まっている「イソヒヨドリ(磯鵯)」。なかなか精悍な顔つきをしている。ヒタキ科イソヒヨドリ属の留鳥でヒヨドリに似ており海岸の崖地などで見ることが多いので名付けられている。最近では内陸の都市部でも良く見掛けられており、ビルの屋上や人口構造物などに営巣することがある。オスは頭部から喉と背中に掛けて暗青色になり胸腹部が赤褐色になる。メスは全身が茶褐色のうずら模様になる。
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ハンカチノキ・5~葉痕

 ヌマミズキ科(←ハンカチノキ科)ハンカチノキ属の「ハンカチノキ(はんかちの木)」。初夏にハンカチのような苞葉のある花を咲かせる。冬芽は長さ8~10ミリで艶のある赤紫色の芽鱗に包まれている。冬芽の下には半円形の葉痕が並んでいる。下のほうの褐色の葉痕は去年以前のものだろう。
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野鳥・78~シメ

 昭和記念公園"花木園”の落葉樹に止まっている「シメ(しめ※)」。初めはモズが獲物を狙っていると思いとりあえず1枚撮って良く見ると嘴が猛禽類の形ではなかった。シメはアトリ科シメ属の漂鳥で体長は18~20センチ。ユーラシア大陸に広く分布し北方で繁殖して冬季には日本の本州に飛来する。ムクノキやエノキなどの種子を主に餌としているが頑丈な嘴は硬い殻でもバリバリと噛み砕くことができる。 シメの学名"Coccothraustes coccothraustes”は『穀物を粉砕するもの』という意味のギリシア語に由来している。オスの翅色は暗褐色や青黒色などはっきりとした色合いだがメスは全体的に色が淡く、写真はおそらくメスだろう。
 ※しめの漢字は旨へんに鳥
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サンショウ・2~冬芽

 堀之内沖ノ谷戸公園の林縁に生えている「サンショウ(山椒)」。ミカン科サンショウ属の落葉低木で雌雄異株。春に淡黄緑色の花を咲かせる。写真は冬芽と葉痕の様子で小さなトゲが両手を広げたように見える。
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