「すみれちゃん、おはよう!」(その記事を参照してください)の続編です。
主人公のみさきが、前作で友だちになったゆらちゃんと遊ぶシーンから始まります。
やっていたのは、じゃんけんで勝ったら、グー(グリコ)は3歩、チョキ(チヨコレイト)とパー(パイナツプル)は6歩進める、昔からお馴染みの遊びです。
みさきは、この遊びを通して、ゆらちゃんともっと仲良しになれます(ゆらちゃんのじゃんけんで出す順番を知っていて勝ってばかりでしたが、ゆらちゃんにその事を教えて出す順番を工夫するようにアドバイスしてあげます)し、同じ団地にすんでいたおばあさんとおじいさんとも仲良くなります。
両者に共通する遊びの中で、子供たちとお年寄りが知り合う姿を、自然に描いています。
核家族化がますます進む現代では、子供たちとお年寄りが分離されて暮らすことが多くなっています。
そうした状況において、子供たちとお年寄りたちが出会う場を提供するのも、児童文学の大事な役割だと思います。
私が団地で暮らしたのは30年も前のことですが、そのころでも、団地には、お年寄りだけの世帯や、幼い子供がいる核家族の世帯が多かったことを記憶しています。
そういった意味では、子供たちとお年寄りが出会う場としては、団地は意外に適しているのかもしれません。
主人公のみさきが、前作で友だちになったゆらちゃんと遊ぶシーンから始まります。
やっていたのは、じゃんけんで勝ったら、グー(グリコ)は3歩、チョキ(チヨコレイト)とパー(パイナツプル)は6歩進める、昔からお馴染みの遊びです。
みさきは、この遊びを通して、ゆらちゃんともっと仲良しになれます(ゆらちゃんのじゃんけんで出す順番を知っていて勝ってばかりでしたが、ゆらちゃんにその事を教えて出す順番を工夫するようにアドバイスしてあげます)し、同じ団地にすんでいたおばあさんとおじいさんとも仲良くなります。
両者に共通する遊びの中で、子供たちとお年寄りが知り合う姿を、自然に描いています。
核家族化がますます進む現代では、子供たちとお年寄りが分離されて暮らすことが多くなっています。
そうした状況において、子供たちとお年寄りたちが出会う場を提供するのも、児童文学の大事な役割だと思います。
私が団地で暮らしたのは30年も前のことですが、そのころでも、団地には、お年寄りだけの世帯や、幼い子供がいる核家族の世帯が多かったことを記憶しています。
そういった意味では、子供たちとお年寄りが出会う場としては、団地は意外に適しているのかもしれません。