電力不足の嘘がバレバレ

大飯３号機、９日未明フル稼働…節電目標緩和へ(読売新聞) - goo ニュース

関西電力は、大飯原子力発電所３号機（福井県おおい町、出力１１８万キロ・ワット）を９日未明、フル稼働させる。

　定期検査で停止した原発がフル稼働するのは、昨年３月の東京電力福島第一原発事故以降初めて。政府と関電は大飯３号機のフル稼働後に今夏の節電目標を現在の「２０１０年夏比で１５％以上」を「１０％以上」に緩和する方針だ。

　関電は１日に大飯３号機の原子炉を起動し、５日から発電と送電を開始。機器や設備を点検しながら出力を徐々に引き上げ、９日午前１時頃にフル稼働に移行する計画だ。

関電は、大飯原発３号機が発電を開始したあと、火力発電所６基（合計３００万ＫＷ）を停止、さらに２基の火力発電所を停止するという。

これで、電力不足を理由に再稼働した筈なのに、燃料費の高い火力発電を停止する為の嘘だった事が判明。

出力１１８万ＫＷの原発１基を稼働させ、合計出力３００万ＫＷの火力発電所６基を停止し、今夏の節電目標を現在の「２０１０年夏比で１５％以上」を「１０％以上」に緩和するのも、小学生が考えても判るような茶番劇である。

今後、４号機（出力１１８万ＫＷ）も再稼働させるようだが、３・４号機合わせても２３６ＫＷしかないうえに、もう２基停止させても電力は足りるのだ。

電力不足で国民を脅し、大飯原発の再稼働で既成事実を作ってしまえば、後は何とでもなると考えているのが「政府と電力会社」と言う事がはっきりした。

　再稼働絶対反対！！　全原発廃炉に！！