甘利氏「私の件は決着した」 閣僚辞任後初めて国会登院
甘利明・前経済再生担当相(66)が1日、現金授受問題で閣僚を辞任後に初めて国会に登院し、同日開かれた衆院本会議に出席した。甘利氏は本会議後、「不起訴という判断をいただき、私の件はこれで決着した」と記者団に述べ、政治活動を本格的に再開する意向を示した。
甘利氏は、1月末の辞任直後から「睡眠障害」の療養を理由に、半年余り国会を欠席していた。その間、東京地検は甘利氏と元秘書2人について、あっせん利得処罰法違反の罪などでの不起訴処分を決定。検察審査会は元秘書2人への再捜査を求める「不起訴不当」を議決したが、甘利氏については「不起訴相当」とし不起訴が確定した。
甘利氏は1日、「本当に寝耳に水の事件で、青天のへきれき」と振り返った。その上で「ずっと申し上げてきた事実関係が理解されたものだと思うが、築いてきた信用は落としてしまった。今まで以上に国民のためにできることをやりたい」と話した。弁護士に依頼した元秘書2人らに関する調査は検察の再捜査後に報告書をまとめる予定だという。
この問題をめぐり、野党は甘利氏の国会招致を要求している。
甘利氏は、「睡眠障害(仮病?)」療養を理由に国会から逃げていたのに、検察が不起訴にした途端に病気が治ってしまうと言う、絵に描いたような露骨な復活劇に言葉は出ないが反吐は出る。
不透明な検察審査会が、甘利氏を「不起訴相当」とし不起訴確定だが、これで全てが決着したわけではない。
甘利明・前経済再生担当相(66)が1日、現金授受問題で閣僚を辞任後に初めて国会に登院し、同日開かれた衆院本会議に出席した。甘利氏は本会議後、「不起訴という判断をいただき、私の件はこれで決着した」と記者団に述べ、政治活動を本格的に再開する意向を示した。
甘利氏は、1月末の辞任直後から「睡眠障害」の療養を理由に、半年余り国会を欠席していた。その間、東京地検は甘利氏と元秘書2人について、あっせん利得処罰法違反の罪などでの不起訴処分を決定。検察審査会は元秘書2人への再捜査を求める「不起訴不当」を議決したが、甘利氏については「不起訴相当」とし不起訴が確定した。
甘利氏は1日、「本当に寝耳に水の事件で、青天のへきれき」と振り返った。その上で「ずっと申し上げてきた事実関係が理解されたものだと思うが、築いてきた信用は落としてしまった。今まで以上に国民のためにできることをやりたい」と話した。弁護士に依頼した元秘書2人らに関する調査は検察の再捜査後に報告書をまとめる予定だという。
この問題をめぐり、野党は甘利氏の国会招致を要求している。
甘利氏は、「睡眠障害(仮病?)」療養を理由に国会から逃げていたのに、検察が不起訴にした途端に病気が治ってしまうと言う、絵に描いたような露骨な復活劇に言葉は出ないが反吐は出る。
不透明な検察審査会が、甘利氏を「不起訴相当」とし不起訴確定だが、これで全てが決着したわけではない。