あんちゃんの気まぐれ日記2

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もんじゅ廃炉にして次の高速炉開発?

2016年09月21日 | 政治
【もんじゅ廃炉方針】「高速炉開発会議」を新設し年内に結論 核燃料サイクル政策は堅持 西川一誠・福井県知事は「無責任極まりない」と抗議

政府は21日、官邸で原子力関係閣僚会議を開き、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉を含めた抜本的な見直しを行う方針を確認した。もんじゅ廃止の正式決定は地元への配慮から先送りした形だが、年内に結論を出す方針だ。一方、核燃料サイクル政策は今後も堅持するとして、政府内に「高速炉開発会議」を新設し、年内に高速炉開発方針案を策定する。

 菅義偉官房長官は関係閣僚会議で、高速炉研究開発を取り巻く環境について、東京電力福島第1原発事故後の新規制基準の策定や日仏高速炉協力の開始といった「大きな情勢変化」があると指摘し、変化に対応するために高速炉開発会議を設置することを表明した。もんじゅについては「関係閣僚には関係自治体や機関への丁寧な説明と調整を行っていただくようお願い申し上げる」と述べた。

 新設する高速炉開発会議は世耕弘成経済産業相をトップに、もんじゅを主管する松野博一文部科学相やもんじゅの運営主体である日本原子力研究開発機構のほか、電力会社やプラントメーカーなども参加する。会議は実証炉開発目標を明確化し、具体的な道筋も示す見通し。

 高速炉研究開発については、フランスの高速炉「ASTRID(アストリッド)」で日仏共同研究を中心に進める案が浮上している。ただ、会議後、世耕氏は「ASTRIDのみに頼る訳ではなく、研究炉「常陽」(茨城県大洗町)も再稼働していく」と述べた。

 関係閣僚会議後、松野氏は記者団に「地元に対して申し訳ないと思っている」と陳謝した。21日夜には福井県庁で西川一誠知事と面会。西川氏は「今まで説明がないまま方針が示され無責任極まりない。誠に遺憾だ」と抗議した。


 もんじゅは、着工から31年・臨界から22年、稼働したのは僅か2回だけ。

核燃料サイクルの為に、こんな役立たずを維持し続けてきたが、遂に廃炉だと喜んではいられない。

またまた、高速炉を開発するという。

でも、出来るわけがない。

もし出来たとしても、その時は日本中の原発は耐用年数を過ぎ、稼働していないだろう。

原子力ムラの為の、巨額の税金投入・電気料金に上乗せする原子力政策は、もう終わりにしなければならない。

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