あんちゃんの気まぐれ日記2

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金が掛かれば掛かるほど良いのが東京オリンピック?

2016年09月08日 | 政治
遮熱舗装など年内にも着手 国交省、東京五輪の公道温度対策

 国土交通省は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、マラソンや競歩のコースとなる公道の路面温度が上昇しないよう対策に乗り出す。月内にも有識者会議で方向性を取りまとめ、早ければ年度内にも必要な路面舗装などに着手する見通し。

 五輪での採用は初めてで、選手の負担軽減に加えて好記録の演出にも一役買いそうだ。

 有識者会議では、路面温度を下げる効果があるとされる道路舗装のうち、太陽光の赤外線を反射することで温度を下げる効果がある「遮熱性舗装」と散水後の保水性が高い「保水性舗装」の2種類が有力候補で、いずれも通常の舗装に比べて路面温度を約4〜10度下げる効果がある。

 コースの状態にもよるが、これまでの検証結果では、晴天で散水のない場合は遮熱性舗装の効果が高いとされる。コストは通常の舗装の1.5〜1.9倍程度だという。

 8月下旬に都内の国道で行われた実証実験では、陸上関係者が実際に舗装されたコースを試走。「遮熱性舗装は蒸し暑くない」などの意見が出た。滑りにくさも通常の舗装と遜色なかった。国交省は五輪コースの候補となりそうな公道がメンテナンス時期を迎えたタイミングで順次、遮熱性舗装などに切り替える。

 東京五輪の組織委員会の計画案では7月24日から8月9日の開催で男子マラソンは最終日の9日、女子マラソンは2日に予定されている。パラリンピックのマラソンは9月6日に計画されている。


 マラソンの為に、公道の路面温度が上昇しないような対策をし、選手の負担軽減と言えば聞こえは良いが、何故東京が一番暑い時期にわざわざ開催するのだろう?

1984年のロス五輪から、7月後半から8月中旬に開催されるようになったのは、アメリカのテレビ局の放映権が関係しており、その後完全に商業化してしまったようだ。

それでも、ロス以降のソウル開催は9月17日から10月2日となっているのは、暑い時期を避けたのは明白で、それからの開催国はほとんど東京のような酷暑ではない気候である。

酷暑での開催は、最初から無理がある。

ボート・カヌー競技会場の「海の森水上競技場」は、風・波・潮・音と競技に適さない環境に、巨額の資金を投入して造るようだが、それでも恒久的に使用出来る代物ではないようだ。

立候補時69億円、招致決定後1038億円と膨れ上がり、その後見直され491億円。

東京オリンピックは、新国立競技場を筆頭に全てが金の掛かるように計画されている。
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