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16日の今国会会期末が近付き、立憲民主党の枝野幸男代表が菅内閣への不信任決議案を提出するかどうかに注目が集まっている。枝野氏は新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での衆院解散・総選挙に慎重な姿勢を見せてきたが、党内で「弱腰だ」との批判が高まったこともあり、徐々に会期内の提出も辞さないとの姿勢を強めている。
枝野氏は5月10日、国会内で記者団に「現状で衆院解散・総選挙ができる状況ではない。(菅義偉首相らは)不信任案を提出すれば解散すると明言しているので、提出はできないと思っている」と述べ、当面は提出しない考えを示した。
枝野氏はこの発言の直後、周囲に「フェーズが変われば、いつでも不信任案を出せる」と、会期内の提出を否定したわけではないと語っていたが、党内からは「なぜ政権を奪い取るという闘志を見せないのか」(ベテラン議員)などの批判が相次いだ。
こうした中、枝野氏は同31日の記者会見で「おそらく11月半ばまでほぼ同じような感染状況の中で、選挙をせざるを得ない」と指摘。「早く選挙をやって、しっかりとした体制を作った方がいいという要素は強まっている」と述べ、会期内の不信任案提出も「可能性はゼロではない」と軌道修正した。政府・与党が会期を延長しない方針を決めたこともあり、党幹部は6月9日の党首討論後の不信任案提出に前向きな姿勢を示す。
だが、不信任案を提出した場合、与党側は「政治空白を作っていいのか。これまで言っていたことと違うじゃないか」(自民幹部)と批判する構えで、枝野氏は難しい判断を迫られそうだ。
会期内に不信任案を出すなら、せめて野党共闘の共通政策が決まってからにして欲しいし、維新以外の野党との合意が必要だと思う。
政権交代を目指すなら、野党第一党から共闘の働きかけをするのが筋であり、上から目線は愚の骨頂である。
不信任案を出したきゃ出せばいい。
これでは、野党共闘での政権交代は夢に終わる。
16日の今国会会期末が近付き、立憲民主党の枝野幸男代表が菅内閣への不信任決議案を提出するかどうかに注目が集まっている。枝野氏は新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での衆院解散・総選挙に慎重な姿勢を見せてきたが、党内で「弱腰だ」との批判が高まったこともあり、徐々に会期内の提出も辞さないとの姿勢を強めている。
枝野氏は5月10日、国会内で記者団に「現状で衆院解散・総選挙ができる状況ではない。(菅義偉首相らは)不信任案を提出すれば解散すると明言しているので、提出はできないと思っている」と述べ、当面は提出しない考えを示した。
枝野氏はこの発言の直後、周囲に「フェーズが変われば、いつでも不信任案を出せる」と、会期内の提出を否定したわけではないと語っていたが、党内からは「なぜ政権を奪い取るという闘志を見せないのか」(ベテラン議員)などの批判が相次いだ。
こうした中、枝野氏は同31日の記者会見で「おそらく11月半ばまでほぼ同じような感染状況の中で、選挙をせざるを得ない」と指摘。「早く選挙をやって、しっかりとした体制を作った方がいいという要素は強まっている」と述べ、会期内の不信任案提出も「可能性はゼロではない」と軌道修正した。政府・与党が会期を延長しない方針を決めたこともあり、党幹部は6月9日の党首討論後の不信任案提出に前向きな姿勢を示す。
だが、不信任案を提出した場合、与党側は「政治空白を作っていいのか。これまで言っていたことと違うじゃないか」(自民幹部)と批判する構えで、枝野氏は難しい判断を迫られそうだ。
会期内に不信任案を出すなら、せめて野党共闘の共通政策が決まってからにして欲しいし、維新以外の野党との合意が必要だと思う。
政権交代を目指すなら、野党第一党から共闘の働きかけをするのが筋であり、上から目線は愚の骨頂である。
不信任案を出したきゃ出せばいい。
これでは、野党共闘での政権交代は夢に終わる。